「つながることが当たり前」の時代に必要なコミュニケーションとは?尾原和啓氏(写真左、撮影は千川修)と、入山章栄氏(写真右)

新著『プロセスエコノミー』が、発売2カ月で3.5万部を突破した尾原和啓氏。本の刊行を記念し、『世界標準の経営理論』の著者で早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄氏との対談が実現した。これからのコミュニケーションはどう変わっていくのか? 対談最終回は、つながることが当たり前の世代の価値観について語り合う。

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フィリップ・コトラー『マーケティング5.0』から読み解く
これからのマーケティング

尾原和啓(以下、尾原) 『プロセスエコノミー』では、フィリップ・コトラーさんのマーケティング1.0から4.0までの進化を話しています。そのコトラーさんが、最近『マーケティング5.0』を書かれたんですよ。

 その本でコトラーさんが言っているのが「ギャップに気をつけろ」です。