「あの西和彦が、ついに反省した!?」と話題の一冊、『反省記』(ダイヤモンド社)が出版された。マイクロソフト副社長として、ビル・ゲイツとともに「帝国」の礎を築き、創業したアスキーを史上最年少で上場。しかし、マイクロソフトからも、アスキーからも追い出され、全てを失った……。IT黎明期に劇的な成功と挫折を経験した「伝説の起業家」が、その裏側を明かしつつ、「何がアカンかったのか」を真剣に書き綴った一冊だ。ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブス、稲盛和夫氏、孫正義氏など、超大物と織りなしたリアル・ビジネスの”舞台裏”から、多くの示唆を汲み取ることができるはずだ。本連載では、同書の内容を抜粋しながら紹介していく。