
東芝の「島田体制」が今度こそ救世主になりそうな理由
長内 厚
東芝の経営陣に内紛が起こり、危機的状態だという。6月末の定時株主総会に諮る取締役候補に、大株主である海外ファンドの関係者が含まれていたこと…
2022.6.20
グローバル競争や異業種参入が激化するなか、従来の日本型モノづくりに限界が見え始めたエレキ産業は、今まさに岐路に立たされている。同じエレキ企業であっても、ビジネスモデルの違いによって、経営面で大きな明暗が分かれるケースも見られる。日本のエレキ産業は新たな時代を生き延び、再び世界の頂点を目指すことができるのか。電機業界分析の第一人者である著者が、毎回旬のテーマを解説しながら、独自の視点から「エレキの深層」に迫る。
長内 厚
東芝の経営陣に内紛が起こり、危機的状態だという。6月末の定時株主総会に諮る取締役候補に、大株主である海外ファンドの関係者が含まれていたこと…
2022.6.20
長内 厚
ソニー元会長の出井伸之氏が亡くなった。出井氏のソニー経営者としての評価は、大きく分かれる。しかし今思えば、氏の感性は時代を先取りしすぎてい…
2022.6.9
長内 厚
オンキヨーが経営破綻した。40、50代以上のhi-fiブームを知っている世代にとって、この度の破産申請は大きなショックだったろう。オンキヨ…
2022.5.24
長内 厚
半導体不足が深刻化し、様々な産業の生産に影響が出始め、各国は半導体の確保競争に乗り出している。そうした中で、日本は熊本にTSMCを誘致する…
2021.12.28
長内 厚
トヨタ自動車がバッテリーEV戦略の説明会を行った。「日本はEVで欧州の周回遅れではないか」「トヨタはEVに消極的と思われないように発表会を…
2021.12.23
長内 厚
自民党総裁選が大詰めを迎える中、メディアの世論調査では、河野太郎行政改革担当相が最も高い支持率を獲得している。なぜ河野氏はこれほど人気があ…
2021.9.29
長内 厚
ソニーの2021年4~6月期連結決算は、売上高が前年同期比15.0%増、純利益が9.4%増と好調だった。これは、平井・吉田体制が築いてきた…
2021.8.6
長内 厚
日本の総合電機メーカーは垂直統合的な巨大開発組織を使い、新たな技術と製品を生み出してきたが、グローバルな潮流の中で今ではそれがマイナスに働…
2021.3.19
長内 厚
コロナ禍をはじめ、不確実性が高まる一方の2021年を、企業はどう生き抜くべきか。ヒントは現場ばかりでなく、経営学にもある。日本企業にとって…
2020.12.29
長内 厚
劇場版『鬼滅の刃』が記録的なヒットを続けている。集英社と週刊少年ジャンプが『鬼滅の刃』の産みの親だとすると、アニメと映画を大ヒットに導いた…
2020.12.18
長内 厚
菅政権は、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすると表明し、それに向けて2030年代半ばまでに、ガソリン車の国内での販売をやめ…
2020.12.11
長内 厚
菅政権の目玉政策の1つに、携帯電話料金の値下げがある。料金が安くなることは、ユーザーにとっていいことに違いない。しかし、携帯電話キャリアに…
2020.11.26
長内 厚
パナソニックは社長が交代し、同時に社名も変更して持株会社制に移行すると発表した。ソニーも来年から本社をソニーグループに社名変更し、各事業会…
2020.11.18
長内 厚
安倍首相が記者会見において、辞任を表明した。長期政権には課題もあったが、一貫性のある持続的な政策を実行することへの安心感が「信用」を醸成し…
2020.8.28
長内 厚
台湾の総統選挙と立法院選挙が、1月11日に迫っている。台湾の選挙は日本人にとって馴染みが薄いが、実は日本を取り巻く国際関係に大きな影響を与…
2020.1.10
長内 厚
ヤフーとLINEの経営統合については、国内メディアよりも海外メディアのほうが高く評価しているように見える。それは孫正義氏の評価が国内よりも…
2019.11.29
長内 厚
朝鮮日報日本語版が先日配信した記事を見て、早稲田大学の長内厚教授は驚いてしまった。その記事の中で、以前氏がダイヤモンド・オンラインに寄稿し…
2019.7.30
長内 厚
韓国に対する日本の輸出ルール変更に端を発する、日韓対立が収まらない。これまでの経緯を見ると、日本にも反省すべき点はある。何より重要なのは、…
2019.7.18
長内 厚
夏本番が目の前に来ている。そろそろ年季の入ったエアコンを買い換えようか、レジャーのためにエコカーを買おうか、と考える家庭は多いのではないか…
2019.7.16
長内 厚
日本政府は7月上旬、半導体や有機ELパネル製造に必要な3品目の材料について、韓国に対する輸出ルールを変更した。日韓貿易戦争への発展が危惧さ…
2019.7.10