日立製作所
関連ニュース
#4
NECと富士通・日立で格差歴然、電電ファミリーの「NTT忠誠度」
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
かつて日本には「電電ファミリー」という強固な企業集団があった。国内の通信を独占していた日本電信電話公社(電電公社、現NTT)を“親”、その下請け企業を“子供”とする家族的な企業グループのことだ。

予告編
「大NTT」復権なるか、時価総額世界一から凋落したデジタル貧国の覇者
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
ついに、澤田純・NTT社長が動いた。グループの稼ぎ頭であるNTTドコモを完全子会社化し、本体に取り込んだのだ。1985年の民営化、99年の持ち株会社発足後も再編分割論議が繰り返されてきたNTTにとって、グループの再結集――、「大NTT」の復活は悲願ともいえる。だが、それを手放しで喜んでもいられる状況にはない。87年にNTTが時価総額世界一となったかつての栄光など見る影もなく、世界のICT競争から完全に取り残されてしまった。業界のプラットフォーマーの座を奪われたNTTこそ、日本をデジタル後進国へ導いた張本人なのである。グループ総力戦で復権を狙うNTTの「死闘」の模様をまとめた。

#14
日立とソフトバンクの決算書比較が「借金戦略」最高の教科書である理由
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
企業の成長のために借り入れをどう活用するかには、経営者の哲学が如実に表れる。日立製作所とソフトバンクグループの財務戦略を比較して、両社が目指す「未来」を考えてみる。

#5
日立・三菱重工・東芝「原発3社」が脱炭素の追い風を喜べない内部事情
ダイヤモンド編集部,堀内 亮
政府が2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする方針を打ち出し、脱炭素社会の実現に向けた切り札である原子力発電に追い風が吹いている。それなのに、日立製作所、三菱重工業、東芝といった原発メーカーは全く喜んでいない。なぜなのか。

予告編
電力大大大再編!東電、関電…「大手10社体制」がついに終わる
ダイヤモンド編集部,堀内 亮
戦後に築かれた「電力大手10社体制」がついに終わる時がやって来る。菅義偉首相は2050年までに脱炭素社会を実現する方針を打ち出した。電力小売り全面自由化、新興勢力の誕生で苦境に追い込まれてきた大手電力はいよいよ、これまでとは全く違う姿を求められる局面に立つ。生き残りを懸けた業界大再編が始まった。

ソニーvsパナ「業績格差」の正体、家電・ゲーム市場のバブルで浮き彫りに
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
コロナ禍の“巣ごもり需要”により、家電・ゲーム「バブル」が起きた。ソニーやパナソニックなどが恩恵を受けたが、各社の決算から、メーカー間の格差も浮き彫りになった。

日立が日立建機を売却、それでも保有株の「半分」を温存する2つの理由
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
日立製作所が日立建機を売却する方針を固めた。保有する約51%の持ち分の半分を売る方向だ。子会社の全株を譲渡することが多かった日立が、建機株式の4分の1を保有し続ける理由とは。

第75回
日立の2代目社長・倉田主税の主張「学校教育は75%を理工科系に」
ダイヤモンド編集部,深澤 献
茨城県にあった日立鉱山を拠点とする久原鉱業所が、変圧器、電動機、発電機、電気機関車といった鉱山関連の機械の修理を目的に設立したのが日立製作所だ。日立鉱山で工作課長を務めていた電気技師の小平浪平が、1910年に創業した。もっとも小平は、修理にとどまらず、設備の国産化に乗り出す。そのために東京帝国大学(現東京大学)電気工学科の学生を続々と引き入れ、開発力を高めていく。さらに鉱業という枠からも飛び出し、総合電機メーカーへと歩みを進めていった。

ユニクロは○でパナは×、ウイグル問題で疑惑の日本企業12社の対応巧拙
羽生田慶介
新疆ウイグル自治区では、大勢のイスラム教徒が、中国共産党の再教育キャンプに強制収容され、場合によっては強制労働させられている。この問題が今、国際社会で大きな注目を集め、そして企業経営にも大きな打撃を与えようとしている。ウイグル問題の対応に優れたユニクロと劣後したパナソニック、その違い何か。

#6
NEC・富士通が踊る菅政権「デジタル庁バブル」、それでも迫る業界淘汰の嵐
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
菅政権がデジタル庁の立ち上げを看板政策に掲げ、バブルに沸き立つITベンダー業界――。しかし、喜んでばかりはいられない。非効率な政府のIT投資が合理化されれば、ベンダーの淘汰は避けられないからだ。

予告
日本企業を襲う「新・地政学リスク」大解明!米大統領選を控え暴発寸前
ダイヤモンド編集部
海の向こうの大げんかでは済まされない。深刻化する米中対立は、日本企業の大きなリスクになっている。ファーウェイとの取引からエネルギー、頭脳流出まで、米中を軸にした新・地政学リスクをビジネス視点で全解剖。

三菱UFJリースと日立キャピタルが来春合併へ、業界3位のリース会社誕生へ
ダイヤモンド編集部,布施太郎
三菱UFJリースと日立キャピタルは、来春に合併する方針を固めた。24日午後にも発表する。新会社は売上高が1兆4000億円規模となり、東京センチュリーを抜いてリース業界3位に浮上する。コロナ危機で航空機リースなど先行き不透明感が増している中、合併によって2位の三井住友ファイナンス&リースを追撃する体制を整える。

佐川と日立物流が資本業務提携解消へ、統合構想は4年で白紙に
ダイヤモンド編集部,清水理裕
佐川急便を傘下に持つSGホールディングスと日立物流が、資本業務提携を解消する方針を固めた。ダイヤモンド編集部の取材で分かった。

#10
三菱商事vsトヨタ「企業囲い込み」競争が勃発、三菱500兆円経済圏の危機
ダイヤモンド編集部
「鉄の結束」を誇る国内最強のエリート集団、三菱グループの瓦解は止まらないのか。三菱グループの中核企業が業績で足踏みを続けている間にも、スマートシティに代表される新領域では、“オールジャパン”のチームづくりを掲げるトヨタ自動車やNTTグループが企業連携を深めており、三菱経済圏500兆円の規模に肉薄する勢いを見せている。信用情報会社の東京商工リサーチの協力を得て7大企業グループの経済圏を独自データで分析すると共に、日本を代表するリーディングカンパニーで繰り広げられる「企業囲い込み」競争の最新事情を追った。

#6
「丸の内の大家さん」三菱地所がオフィス賃料暴落でも最後に笑う理由
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
東京のAグレードオフィス(都心5区の一定レベル以上のオフィス)市場はコロナ禍により、アベノミクスに歩調を合わせて約8年も続いた賃料上昇局面から下降局面へ突入した。そんな中でも「三菱村」と呼ばれる丸の内かいわいはこの機にグループ会社集約を検討する会社すらあり、日本のトップビジネス街として需要は底堅いようだ。

第70回
日産コンツェルン創始者・鮎川義介が戦後、中小企業振興に乗り出した理由
ダイヤモンド編集部,深澤 献
「ダイヤモンド」1956年6月23日号に掲載された鮎川義介(1880年11月6日〜1967年2月13日)のインタビューである。第二次世界大戦前に、日立製作所、日産自動車、日本鉱業(現ENEOSグループ)、日立造船、日本水産など141社、12万人の従業員を雇用する日産コンツェルンを一代で築き上げた起業家だ。

日立、三菱電機、東芝が君臨するエレベーター業界で「異端児」が急成長する理由
ダイヤモンド編集部,新井美江子
新型コロナウイルス禍の中、エレベーターの割安なメンテナンスサービスを引っ提げ、急成長する「異端児」がいる。重電メーカーの「3強」が君臨するエレベーター業界で今、大きな地殻変動が起きようとしている。

#20
化学・ゴム「コロナ不況に弱い」企業ランキング!9位に名門タイヤメーカー
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
ダイヤモンド編集部では、コロナ不況「耐久力」企業ランキングを独自に作成。経済活動が大幅に縮む「7割経済」下で、脱落する企業と浮上する企業をあぶり出した。今回取り上げるのは、化学・ゴム業界の199社。ワースト9位には名門タイヤメーカーがランクインした。

#11
機械「コロナ不況に弱い」企業ランキング!日立建機が9位に
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
ダイヤモンド編集部では、コロナ不況「耐久力」企業ランキングを独自に作成。経済活動が大幅に縮む「7割経済」下で、脱落する企業と浮上する企業をあぶり出した。今回取り上げるのは、機械業界の186社。再編機運が高まっている建機業界の大手、日立建機がワースト9位に入った。航空機ビジネスと造船ビジネスの業績悪化というダブルパンチに見舞われている重工系メーカーの順位にも注目だ。

#8
和製投資ファンドの逆襲が始まる!知られざる「世代交代」と遅れてきた主役
ダイヤモンド編集部,村井令二
大型投資では米系が優勢なファンド業界。実は、国内ファンドも巨額の資金調達を成功させ、投資機会をうかがっている。今や国内勢の中心的存在であるポラリス・キャピタル・グループの木村雄治社長が和製ファンドの過去と未来を語った。
