トヨタ自動車
関連ニュース
#12
マツダ・鉄鋼の不況で広島と岡山の下請けに大打撃、冷え込む地場ものづくり
ダイヤモンド編集部,岡田 悟
マツダのお膝元である広島県、そして三菱自動車の工場がある岡山県はいずれも「鉄の街」でもある。従来の鉄鋼不況に加え、新型コロナウイルスの感染拡大が直撃した。地元下請け企業の窮状と今後を占う。

第312回
「新常態」でEV充電インフラの次世代サービス化が一気に加速するか
桃田健史
EVと充電インフラは、「鶏と卵の関係」という表現が古くから使われてきたが、これからはインフラの数の拡大だけではなく、社会全体の構造改革を見据えた大規模な新サービス体制の構築が進みそうだ。

第138回
EVの雄テスラが時価総額で「トヨタ超え」、その躍進は本物か
佃 義夫
コロナ禍が全世界を覆う中で、この7月に米テスラの時価総額がトヨタを抜いて、世界の自動車業界で首位に立ったことが大きな話題になった。

#9
アベノマスクから栄再開発まで、名古屋の新名門企業「興和」の野望
ダイヤモンド編集部,大矢博之
医薬品商社、興和の存在感が名古屋財界で増している。「コーワ」ブランドの医薬品で知られ、政府が配布した“アベノマスク”の受注で名を上げたが、名古屋では再開発のキーマンとしても脚光を浴びている。興和がもくろむポストコロナでの名古屋の姿とは。

#7
全国10エリア「消費蒸発深刻度」、主要9業種の100万人の消費データで解析
ダイヤモンド編集部,大矢博之
全国各地の消費を“蒸発”させたコロナショック。その深刻度は、地域や業種によって格差が生じている。100万人分の消費データを基に、ホテルや外食、アパレル、百貨店、自動車など主要9業種について、全国10エリアの「消費蒸発深刻度」を検証した。

日産は技術力があっても「テスラ」になれない理由、株式市場の評価とは
奥村 尚
自動車業界では、大きな異変が起きている。コロナ禍で世界中の自動車メーカーが苦戦する中、「優勝劣敗」が明確になりつつある。例えば、テスラと日産自動車だ。テスラの株式は大きく値を上げて、時価総額ではトヨタを抜いてしまった。一方、日産自動車はゴーン氏の不祥事の後、業績も株価も低迷している。そもそも日産はテスラと同じ「EVの先駆け」であり、むしろ、技術力ではテスラ以上の底力を持っているはずだ。なぜ、これほどの差がついてしまったのか。

第67回
豊田喜一郎が創業翌年に語った自動車造りの難しさ、「織機とは精度がケタ違い」
ダイヤモンド編集部,深澤 献
今回は、いつもとは趣向を変えて、インタビュー記事ではなく、創業間もないトヨタ自動車の取材記事をお届けする。豊田佐吉が創業した豊田自動織機の社内に「自動車部」が設けられたのは1933年のこと。35年に自動車製造を開始し、37年にはトヨタ自動車工業として独立した。その翌年に掲載された、ダイヤモンド社創業者、石山賢吉による同社の取材記だ。

コロナ不況に弱い企業ランキング・ワースト50!1位はAV機器・生活家電メーカー
ダイヤモンド編集部
『週刊ダイヤモンド』8月29日号の第一特集は「狂乱決算「7割経済」の衝撃」。巨額赤字決算が続出している。新型コロナウイルスを端緒とするビッグクライシスは、一過性の危機ではなく、バブル崩壊後の不良債権処理を想起させるバランスシート(BS)不況に陥りそうな雲行きだ。「7割経済=超縮小経済」の下では、負のレガシーを断ち切る「構造改革」と大胆な「戦略投資」を同時に進められるストイックな企業のみが生存を許される。上場企業2560社を対象に、大恐慌デスマッチで脱落する企業440社と浮上する企業110社をあぶり出した。同号では、巨弾特集「最強トヨタ激震!」も掲載。トヨタのアキレス腱となりかねない「超」中央集権人事、系列崩壊、テスラ逆転の背景などを徹底分析している。

新型トヨタRAV4 PHVのスゴイ実力、迎え撃つライバルたち【試乗記】
CAR and DRIVER
未来がまた一歩近づいた。RAV4・PHVは、ハイブリッドの一歩先を行くプラグインモデル。魅力は圧倒的なパフォーマンスとエコ性能。システム最高出力は306ps!0→100km/h加速は6秒。速さはスポーティカーレベル。しかもEVとして95km走れる。カタログ上の航続距離は1300km以上。駆動方式は4WD。速く、道を選ばず、どこまでもいける理想的なSUVだ。新しい時代のクルマが誕生した。

新型レヴォーグは「アイサイトX」になってどう進化したのか
雪岡直樹
スバルの新型レヴォーグが20日に発表になった。2019年の東京モーターショーでお披露目されてから、注目を浴びていた同車だが、秘密のベールに隠されていたエンジンや内装、新型EyeSight(アイサイト)などがようやく明らかにされた。一足先にジャーナリストや媒体向けに行われた試乗会で新型レヴォーグに乗る機会を得た。

新型日産キックスe-POWER鮮烈デビュー、迎え撃つライバルたち
CAR and DRIVER
キックスは激戦のコンパクトクラスSUVの王座を狙う意欲作。パワートレーンは“エンジンで発電、モーターで走る”日産自慢のeパワー。ノート比で最大出力を約20%向上。力強く未来的な走りに磨きをかけた。スタイルはアクティブ感覚。駆動方式はFF。全車にプロパイロットを標準装備する。

第136回
「トヨタ一強」が際立つ、コロナ禍直撃の自動車メーカー9社の決算
佃 義夫
自動車メーカー上場9社の第1四半期(2020年4~6月)連結決算発表が8月6日までに出そろった。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で自動車各社は、この4~6月期、世界各地の工場が生産停止と営業活動休止に追い込まれ、生産・販売台数が急減したことで業績が大幅に悪化した。赤字に転落する企業も相次いだ。

#17
輸送用機器「コロナ不況に弱い」企業ランキング!1・3位は造船メーカー
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
ダイヤモンド編集部では、コロナ不況「耐久力」企業ランキングを独自に作成。経済活動が大幅に縮む「7割経済」下で、脱落する企業と浮上する企業をあぶり出した。今回取り上げるのは、輸送用機器業界の77社。造船不況が直撃していることから、ワースト1位と3位に造船メーカーがランクインした。

第2回
ドイツ車のカッコよさを、なぜ日本車は超えられないのか?
中尾政之
「失敗学」「創造学」のエキスパートである中尾政之・東大大学院教授が、新著『東大式 アイデアがいままでの10倍出せる思考法』の中から、アイデアのアウトプットを増やすための「思考法」を提示していく。今回は、新製品やサービスを生み出す際に、作り手本位なプロダクトアウトに陥らず、買う人の視点までイメージを広げて発想するための「デザイナー思考」について。

#9
鉄・非鉄「コロナ不況に弱い」企業ランキング!3・4位が大手鉄鋼メーカー
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
ダイヤモンド編集部では、コロナ不況「耐久力」企業ランキングを独自に作成。経済活動が大幅に縮む「7割経済」下で、脱落する企業と浮上する企業をあぶり出した。今回取りあげるのは、鉄・非鉄業界の60社。ワースト3・4位は大手鉄鋼メーカーがランクインした。

#5
トヨタが「新技術」を爆買い、足りない標的は半導体・素材と自動運転
ダイヤモンド編集部,新井美江子
これまで、基幹デバイスや基幹技術を内製化するのがトヨタ自動車の方針だった。今も、電気自動車など電動化に不可欠なデバイス・技術の獲得には余念がない。その一方で、従来のクルマとは離れた新しい領域については、異業種・ベンチャーへの資本参加、競合との協業など新しい「組み方」も続出している。金に糸目を付けずに新領域でも投資を加速させることで、「トヨタ帝国」は存続できるのか。技術の側面からトヨタの野望をひもとく。

#4
トヨタ社長が敷く「超」中央集権、若手抜擢と異端粛清を乱発する理由
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
豊田章男・トヨタ自動車社長は執行役員を削減し、グループ従業員36万人を最高幹部わずか9人で統べる「超」中央集権体制を敷いた。一方、人材が枯渇しているグループ会社に幹部を送り込む「落下傘人事」でグループの統率を図る。トヨタの幹部人事が抱えるリスクに迫る。

トヨタは黒字維持だが他社は大苦戦、自動車産業が直面する未曾有の危機
野口悠紀雄
コロナ不況で6月の自動車輸出は前年から半減し国内販売も落ち込みが続く。自動車産業は「CASE」と呼ばれる百年の一度の環境変化に直面しているが、「新しい日常」はこの流れを加速し日本の基幹産業の姿は大きく変わる。

自動車業界「グローバルメーカー優位」は幻想、何を捨てるかが重要だ
箱守英治
自動車業界は「CASE」対応を主眼に、協業発表が相次いでいる。「グローバル化」や「スケールメリット」への注目が集まるが、実は求められるクルマはさらに多様化しており、「選択と集中」でどこまで切り込めるかが、最も重要な勝ち残りの条件となっている。

#3
トヨタ最大のアキレス腱、系列サプライヤー3.8万社の救済計画に死角
ダイヤモンド編集部,新井美江子
コロナ禍の中、日本自動車工業会のサプライヤー支援プログラムの発足を主導したり、1兆2500億円の借り入れを行って取引先の「もしも」に備えたりと、トヨタ自動車はサプライチェーンの保護に余念がない。しかし、サプライヤー関係者は、そんな“調子の良い”施策に熱狂はしていない。自動車部品業界の実態はもっと複雑で、競争力を保ち続けるために抜本的な改革が必要とされているときだからだ。
