その他産業(18) サブカテゴリ
第48回
高島屋、阪急阪神百貨店が提携統合まで3年の長い道のり
百貨店業界で再び大型統合が動き始めた。高島屋と、阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー リテイリングが経営統合を前提に、資本・業務提携に踏み切った。従来の百貨店再編と異なるのは、経営・財務が健全な会社同士であることだ。年明けから経営企画担当者が情報交換をし、4月に高島屋の鈴木社長とH2Oの椙岡俊一会長が会って話し合いを重ねてきたという。だが主導権の所在も不透明で、強者連合だけに、その誕生は予断を許さない。

第209回
シベリア鉄道の自動車輸送が期待に反して普及しない理由
船便に比べて輸送期間が短縮でき、日系メーカーから期待されているシベリア鉄道。しかし、日系メーカー全体でも利用率は5%にすぎない。輸送品質面など鉄道側の柔軟性がなく、課題は山積みだ。

第47回
ノートPCで東芝・NEC抜き台湾エイサーの「ミニ」旋風
台湾エイサーがソニー、富士通に次いで3位に入った。日本市場だけにとどまらない勢いだが、既存のノートPCとの「食い合い」が始まり、不安要素もある。ミニノートPCでエイサーの戦略は吉と出るか凶と出るか。

第40回
経営再建中のGMの株価がついに4ドル台にまで落ちた。米政府による低利融資枠の設定で救われたと思いきや、本社ビル売却の噂も広がり、資金繰りへの不安が広がっている。そもそも債務超過額は日本円にして6兆円と空前の規模にまで膨れ上がっている。年金受給者のOBまで含めれば120万人の生活を支える同社が破綻すれば、実態経済への影響は甚大だ。GMのディーラーのなかでも最大手の一角を占めるビル・ハード社が今年9月、資金繰り難から会社更生手続き適用を申請した。万一、GMがビル・ハードの後を追うようなことになれば、ただでさえ弱体化している米国経済にさらに大きなダメージを与えかねない。

第43回
“虎の子”太陽電池に外部資本注入三洋電機が下した苦渋の決断
経営再建中の三洋電機は、太陽電池事業で新日本石油と提携し、来年には共同持ち株会社を設立する。だが、詳細な事業化計画も、新会社への出資比率も決まっていなく、“売却への序章”という観測は絶えない。

第41回
印・露など新興国市場に変調スズキが40ヵ月ぶり減産
インドを筆頭に新興国で、右肩上がり成長をみせてきたスズキ。ところが、40ヵ月ぶりにマイナスとなり、海外戦略にもかげりが見え始めた。インドをはじめ、新興国市場で変調が起きている。

第43回
長期的な視点に立つとホームセンター業界は飽和しつつある。短期的には円高による輸入コストの低減や園芸・ペット需要などが牽引し、今期は増益決算を予想する企業が多い。個別銘柄ではコメリに注目している。

第50回
力強い走りと環境性能に優れた次世代ディーゼル車が相次いで日本市場に投入される。新車販売比率でディーゼル車が5割以上を占める欧州に対し、日本では1%にも満たないだけに、ハイブリッド車に並ぶ、新しいエコカーとしての普及に期待が寄せられるが、思わぬコストアップという逆風が吹き始めている。

第38回
ついに伊勢丹主導で始動三越のリストラ、6店舗閉鎖
三越伊勢丹ホールディングスが、三越の不採算店6店舗を閉鎖することを決めた。百貨店の経営環境は厳しく、地方店のリストラは必然だが、三越内部や地元の反発などもあり、一筋縄ではいかないようだ。

第14回
個人間のおカネ貸し借りサイト「マネオ」は成功するのか?
インターネット上で、おカネを借りたい人と貸したい人を結び付けるオークションサイト「maneo(マネオ)」が今秋にも登場する。法律上の問題はクリアしているが、業界関係者の不安の声も聞こえる。

第46回
デルがミニデスクトップパソコン「Studio Hibrid デスクトップ」を発売した。省スペース面ではやや劣るものの、美しさ、コストセーブ効果など、実は一体型やノートよりもメリットが多い。

第48回
一部の専門家だけに許され、狭い世界にとどまっていた写真撮影を、イーストマンはこのような写真撮影のプロセスを簡略化し、誰にでも楽しめるものにした。
![ジョージ・イーストマン[コダック社創業者]](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/9/4/240wm/img_9474db63807d3e88bd9144b17225e6b29984.jpg)
第44回
中国との競争にさらされ、廃業する中小企業は多い。だがそんななか、日創プロニティの石田社長は「さまざまな加工を組み合わせたオールイン加工でどんな図面にも短納期にも対応可能」と力強く語る。

第31回
スクエニのテクモ買収は破談も「ゲーム業界再編」の引き鉄となるか?
ゲーム大手のスクウェア・エニックスがテクモの買収に失敗、テクモはコーエーと経営統合を協議する道を選んだ。この一件を引き鉄に、業界では「生き残り競争」が始まろうとしている。

第190回
欧州でも大ブレーク!電動アシスト自転車で日系部品メーカーが大儲け
不景気もどこ吹く風か、ガソリン高などを追い風に、電動アシスト自転車の市場が急拡大している。海外でも販売は好調で、電池など部品で儲ける日本企業も出てきた。

第189回
真の狙いはゼネコン廃業支援?国交省が設ける「経営相談窓口」
国土交通省は、経営の専門家を企業に派遣し相談に当たるという経営相談事業の新設を決めた。旧来の支援制度をより拡充したかのように見えるが、実は「真の狙いは別にある」という見方が浮上している。

第45回
野村萬斎天才に天使と鬼が降りてくる
「私は生きている、社会に役立っている、との自覚を他の世界に見てみたい」。テレビの時代劇からシェイクスピアまで、その表現のフィールドは狂言の枠を超える。

第45回
ゲームソフトの大手スクウェア・エニックスがテクモに買収提案を行なった。しかしテクモはそれを拒否し、コーエーとの統合協議開始を発表した。国内市場の成長鈍化に悩むゲーム業界で生き残りの再編が始まっている。

第30回
しまむら低コストモデルに限界か上場来初の上期売上高前年割れ
低コスト構造に磨きをかけて成長してきた「しまむら」の業績に急ブレーキがかかっている。小売市場は原材料価格上昇と消費意欲減退という二重苦の状況。さらなる低コスト構造が実現できるかどうかだ。

第47回
航空会社や映画会社の経営、ラスベガスの賭博場買収――。ヒューズは生涯好きなことに溺れた。一度の人生にこれほどの“波瀾万丈”を詰め込んだ人物は見当たらない。
![ハワード・ロバード・ヒューズ・ジュニア[実業家]](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/4/0/240wm/img_4095822ef402a737361b70f00e53a4a713721.jpg)