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FRB(米連邦準備制度理事会)は危機対応のゼロ金利からの脱却に使命感を抱いている。米雇用データの改善を受け、来月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げをあらためて示唆した。当欄では1カ月前に、年内利上げは見送られ、ドル円は当面120円前後かと予想したが、市場は再び12月利上げを70%以上織り込み、ドル円は再び一時123円台に上昇した。

第393回
感謝祭の週は相場が高い!強気スタンスを崩すな!マクドナルド、GE、デュポンなどに継続投資せよ!
先週の米国株式市場はパリ同時テロという悪材料があったにもかかわらず堅調でした。ダウ工業株価平均指数は週間ベースで+3.36%、S&P500指数は+3.27%、ナスダック総合指数は+3.58%でした。これら三指数ともにそれぞれの200日移動平均線を上回りました。

「K氏銘柄」大物仕手筋・加藤暠氏が相場操縦で逮捕!実は株価のすっ高値まで買い上げただけ!?
日本株や為替、世界経済に潜む闇を白日の下にさらけ出し、明快かつ独特な視点で切り込む刺激的な金融メルマガ「闇株新聞プレミアム」。今回はバブル期の仕手の大物が相場操縦容疑で逮捕された事件の"不可解な経緯"を斬る!

『行動する勇気』。これはベン・バーナンキ前米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、米国で10月に出版した自伝のタイトルだ。出張時に駅の売店で見掛けたのだが、600ページ近い分厚いこの本の価格は35ドル(約4300円)だった。重くて高いので買うべきか迷ったものの、著者のサインが入っていた。複数冊見比べたが、ちゃんと手書きだった。結局つられて購入してしまったが、読んでみると興味深い逸話、裏話が多々記載されていて結構引き込まれた。

第187回
一億総活躍社会・緊急対策で注目される「育児・子育て」と「介護・介護ロボット」の関連15銘柄を一挙紹介!
11月13日夜に発生したパリ同時テロを受け、週明け16日の日経平均株価は急落してスタートしました。なお、政府が11月下旬に取りまとめる一億総活躍社会に向けた緊急対策については、安倍首相は「出生率1.8」「介護離職ゼロ」につながる実効性の高い政策に絞り込むよう指示したそうです。このため、今後は「育児・子育て」関連株に短期資金の流入がみられるかもしれません。そこで、今回は、「育児・子育て」と「介護・介護ロボット」の関連株をいくつかピックアップしておきたいと思います。

第392回
パリ同時テロで市場は大荒れが予想されるも経済の見通しが変化したわけではない!下がった局面で仕込んでおきたい株とは?

国際商品市況は、各国でまちまちの動きとなっている。10月は、各国の中央銀行が緩和的な政策スタンスを示したこともあって、金融市場ではリスクオンの雰囲気が広がり、コモディティ市場も全体的に下支えされた。

【緊急提言!】今すぐ日本政府主導で仏政府が画策するルノーと日産の合併を阻止せよ!
日本株や為替、世界経済に潜む闇を白日の下にさらけ出し、明快かつ独特な視点で切り込む刺激的な金融メルマガ「闇株新聞プレミアム」。今回は、主筆より緊急提言! フランス政府がルノーへの経営関与を強め日産自動車を合併させようとしている件。日本の第3位の自動車メーカーがフランスの損失補てんの生贄(いけにえ)にされようとしている! どうしてこうなったのか!? 日本には何ができるのか!? もう時間がない!

現代のわれわれはインターネット上の多くのサービスを無料で利用している。検索サイト、電子メール、地図アプリ、「フェイスブック」「ツイッター」などのソーシャルメディア、動画共有サイト「ユーチューブ」、無料オンライン百科事典「ウィキペディア」の閲覧等々、料金を払わずに使っていながら、日常生活で重要なものは多い。

第186回
郵政IPO後、好調が続く株式市場だがいま保有している株は決算発表前に売った方がよいのか? そのまま保有すべきか?
11月9日(月)の日経平均株価終値は前週末比377.14円高の1万9642.74円となり、8月20日の2万0033.52円以来、約2カ月半ぶりの高値を付けました。こんな良好な投資環境ですが、私の周りの多くの投資家の顔色は冴えません。日本郵政グループ3社の上場が大成功し、日経平均株価が8月20日以来の高値を付けたとは思えない状況です。

日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命が同時上場!3社の親子関係と時価総額には"矛盾"がある!?
日本株や為替、世界経済に潜む闇を白日の下にさらけ出し、明快かつ独特な視点で切り込む刺激的な金融メルマガ「闇株新聞プレミアム」。今回は今年最大のIPOとなった「郵政三社同時上場」を斬る!

第391回
米国雇用統計の結果から12月の利上げはほぼ確定だが利上げを怖れる必要は一切ない! こんな状況には、「オールドエコノミー」セクターのあの銘柄を狙え!
広瀬隆雄さんの人気連載! 2015年10月の米国雇用統計は良かったこともあり、市場参加者は既に12月の利上げを織り込んだ。今なぜ利上げが必要なのかというと、利上げは好景気を長持ちさせるために行われるから。また、いつまでも実質ゼロ金利では、FRBの示しがつかない。そんな今の状況では、オールド・エコノミーの株が買いえ!

先月のSMBC(米連邦公開市場委員会)では、予想通り利上げが見送られたが、12月の会合での利上げに含みを残す格好となった。声明文から「最近の世界の経済および金融の展開は経済活動をいくらか抑制するかもしれない」という部分が削除されていることは注目に値する。

10月21日から数日間、米国のテレビ番組には、マイケル・J・フォックスら映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」(1989年公開)の俳優陣が頻繁に登場していた。第1作の主題歌を担当したヒューイ・ルイスは、ニューヨークのミッドタウンでデロリアン(クルマ型タイムマシン)を運転するキャンペーンを行っていた。

第185回
日本郵政グループ3社の上場が大成功の一方で、日経平均株価は伸び悩み、東証マザーズ指数は下落。今の相場の波に乗りたい人が狙うべき銘柄は?
11月4日、「郵政祭り」の初日は大成功。日本郵政の初値は1631円、終値は1760円、ゆうちょ銀行の初値は1680円、終値は1671円、かんぽ生命保険の初値は2929円、終値は3430円のストップ高買い気配でした。今後、パッシブ運用を行う機関投資家やファンドは、郵政3社の株式を市場から直接手当する必要に迫られ、その買いニーズは3社合計で2000億円規模と一部で試算。そのため、当面の郵政3社の需給は良好と考えられる。

第390回
12月のFOMCでアメリカの利上げの可能性が急浮上!毎年11月から1月の米国市場が強い時期に個人投資家はどんなスタンスを取るべきか?
次回FOMCの会合で利上げされる可能性が浮上しました。米国の第3四半期GDPを見ると、中身はそれほど悪くありません。また、アップルの決算では、来期のiPhoneの売れ行きに太鼓判が押されました。こうした要因から、米国の利上げはもう避けられないでしょう。しかし、それは「この世の終わり」ではありません。毎年11月から1月は相場が強い時期なので、今は強気のスタンスを崩さないことが大切です。

中国が発表したはGDPは、250兆円もの大粉飾!?闇株新聞が中国の本当の経済規模を試算してみた
株、為替、債券、商品、世界経済に潜む闇を白日の下にさらけ出し、明快かつ独特な視点で切り込む金融メルマガ『闇株新聞プレミアム』。今回は世界が固唾をのんで見守っている(でも誰も額面通りとは信じてはいない)中国のGDPや経済成長率について――。

米国・ニューヨークに現在出張中なのだが、「ミレニアム(ミレニアル)世代」という言葉がたびたび耳に入ってくる。ベビーブーマー世代(1946~64年生まれ)、ジェネレーションX(65~79年生まれ)に続くミレニアム世代は、80~2000年生まれの人々を指す。

第184回
9月29日を起点にした戻り相場が続行中!しかし「この上昇局面は11月13日まで」と予想。FOMCと黒田バズーカの関係から見えたものとは?
日経平均株価は26日に1万9088.76円まで上昇する場面がありました。22日は一時1万8579.14円まで上がりましたが、結局、伸び悩み、終値は1万8435.87円でした。22日のECB理事会後の記者会見で、ドラギ総裁は「中銀預金金利の引き下げを議論した」と述べました。さらに23日、中国人民銀行(中央銀行)は、政策金利と預金準備率の引き下げを発表しました。その結果の日経平均株価1万9000円台回復です。

第389回
大型株の相次ぐ好材料で上値を追うNY市場 火曜日のアップルの決算に注目する理由とは?
先週の米国株式市場はアマゾン・ドットコムやマイクロソフト、アルファベット、マクドナルドなど大企業の数々の好材料が重なり大幅高となりました。週間ベースでダウ工業株価平均指数は+2.52%、S&P500指数は+2.07%、ナスダック総合指数は+2.98%でした。また、今週10月27日に発表が予定されているアップルの決算にも注目が集まっています。
