生き方(73) サブカテゴリ
第15回
手術は人間がやるもので絶対ではない。「安全第一」に取り憑かれて誤った療法を選んでしまう患者さんもいるだろうが、医療従事者だけは取り憑かれた判断をしてはいけないと思う。

第32回
新聞を読みながらふと思う。何かが変だ。テレビのニュースを見ながら思う。やっぱり何かが変だ。何か変だと思ったのは、足利事件再審についての報道だ。

第32回
【長野県】勉強好きで理屈っぽいが県歌を歌えば心は一つ
県民性にも数々あるが、それだけで1冊の本が書ける県となると、そう多くはない。だが、長野県はその最右翼と言っていいだろう。勉強好きで、非常に熱心。長野県人は読書好きなのだ。

第7回
カメラがなぜカツラーの天敵かといえば、写真に撮られると普段以上に「あ、カツラだ」とわかりやすくなる。光の反射と吸収の具合か、自然なふんわり感がない。絵具で塗りつぶしたような一様さというか、妙なのだ。

第29回
「長崎の魚石」(公開終了)
『日本の昔話』所収の「長崎の魚石」は、買い手の購買意欲の程度を売り手が正確に知り得ず、買い手もそれを正確に伝えられないとき、両者が最善を尽くしても、取引が不幸にして成立しないことがあるという話である。

第31回
【長崎県】倫理観念が強く 国際的な感性の持ち主
16世紀、戦国時代の後半から、この地にはポルトガルやスペインの伝道師、貿易商人が訪れるようになり、カトリック系のキリスト教を人々に広めていった。長崎県は、キリスト教とゆかりの深い県である。

第6回
カツラーになって、大好きな春が「敵」になってしまった。春はなんと、風の強い日が多いことか。少しでも風に揺れていれば気が重くなる。言うまでもなく、カツラの乱れが気になるからだ。

第49回
騒音
コンビニエンスストアやスーパーマーケットのレジで、お客さんによって音の大きさに差があることに気づく。音の大きなお客さんを見ると、「美人のもと」が減っているように見えることが多い。

第8回
“お返し”が悩ましいホワイトデー新卒女子に効くのは「食事デート」!?
あと2週間を切ったホワイトデー。バレンタインデーのお返しをしなくてはと思いつつ、いったい何を贈ればいいのか頭を悩ませた経験を持つ男性も多いだろう。それでは、女性側はどんなお返しがうれしいのか。

第30回
持ち家比率は日本一、一世帯当たりの月間実収入は2位、共働き家庭の比率は3位、女性の就業比率は4位。派手さはないものの、安定度・富裕度にかけては誰もがうらやむような暮らしっぷりが見て取れる。

第5回
私がカツラ・メーカーを選ぶとき、基準にしたのは「有名かどうか」だった。他の商品を選ぶときもブランド力に惹かれる場合はもちろんあるが、仮に無名メーカーの製品でも、自分がデザインや機能性を気に入ったらむしろ喜んで買うほうだ。ところが、カツラの場合は「有名であること」が絶対的ともいえるほど、大きな決め手になった。テレビのコマーシャルは、カツラーを惑わせる「いたずらな悪女」のような存在だ。一時、ある増毛法のCMが一世を風靡したことがあった。そのCMは日本じゅうに衝撃を与えた。

第48回
肩書き
人は普通に生活していたら肩書きを持つ。持ってしまう。人を知ろうとするとき、そんな肩書きを知るとその人が見えてくる。だから、初めての人の前では簡単な自己紹介をする。

第14回
ある肝ガンの研究会で、簡単で出血がなく、画期的な治療が発表され感激した。その後消化器外科に異動した私は、ある日肉屋で大きなレバーに目が留まった…。

第7回
「水筒男子」の次は「水道男子」!?彼らが水道水を飲む“節約以外の理由”
草食男子から始まり、弁当男子、スイ―ツ男子などの「~~男子」ブーム。それに並ぶのか、最近オフィスには、一時期話題になった「水筒男子」の一歩先を行く、「水道男子」が現れ始めているという。

第29回
【鳥取県】自然豊かなふるさとを愛し 心と時間に余裕あり
日本を代表する砂丘の存在もあって、県名にはなじみがあるはずだが、もともと日本でいちばん人口が少ない県だから、地元以外でこの県の出身者と出会う機会は、どうしても少なくなる。

第4回
誰かを好きになったとき、気持ちをどう伝えるかは永遠のテーマ。カツラーの場合はさらにもうひとつ、もっと大変な難関が待っている。「オレさ、実はカツラなんだよ」

第11回
朝起きられず遅刻してしまう。復職してもまた出社できなくなる。このような症状は「自己コントロール」ができていないと捉えられがちだ。だが、人間とはそもそも「自己コントロール」しなければならないのか。

第13回
目の前で人が倒れたなら反射的に行動できるが、新幹線のアナウンスなどで放送されると大脳を介して、どう行動するか判断するのに時間がかかってしまう。「見てみぬ振り」は許されないのが医療人である。

第28回
【栃木県】地味で目立たず、鋭い意見も栃木弁では親しみやすく
“日本一影が薄い”としばしば揶揄される栃木県。確かに、日光や那須塩原と言われればピンと来るのに、栃木県がどこにあるのか、地図上で正しく指さすことができないという人は関東在住者でも多いのではないか。

第3回
初対面で名刺を交換する。「小林信也です。よろしく……」頭を下げてから相手の顔を見ると、なぜか相手の顔が上(私の髪のほう)に向いている。胸がズキッとする。(ばれたか……、カツラとバレたのか?)(乱れているのか、カツラがはねて、わかっちゃっているのか?)話す間にも相手の視線がしばしば上に向くなんて経験を、私はいったい何度重ねたことだろう。そのたび、不安に胸が締めつけられ、自己嫌悪にさいなまれる。(こんなみっともない思いまでして、なんでカツラをかぶっているんだ)
