dw-ns(40) サブカテゴリ
第472回
グーグルの行動原理に変化なし中国からの“一時迂回”の深謀
米インターネット検索最大手のグーグルは、中国本土で展開していた「グーグル中国」を停止し、「グーグル香港」経由で検索サービスを提供する手法に切り替えた。そこには米国流のしたたかなやり方が、見え隠れしている。
第471回
新型インフルの輸入ワクチン99%超に上る大量在庫の教訓
厚生労働省薬事・食品審議会のある会議で“衝撃的”な事実が白日の下にさらされた。今回の新型インフルエンザの流行で輸入されたワクチンが99%以上が余っているのだ。
第470回
500万人が追加借り入れ困難貸金業法完全施行に灯る黄信号
改正貸金業法の完全施行を6月に控えて、徐々にその影響が見え始めた。「やり過ぎ」ともいわれる貸金業法改正の問題点があらわになっていて、「ヤミ金の利用はやむをえないという利用者も1割程度存在する」という。
第469回
ドラッグストア再編が加速規制緩和でビジネスモデル崩壊
ドラッグストア業界の再編が加速している。昨年6月の改正薬事法施行で、大衆薬の販売規制が緩和されたことで、再編機運は一気に高まった。生き残りをかけた合従連衡はこれからが本番である。
第238回
今どき大量採用に踏み切るDPE業界最大手の裏事情
新卒募集が就職難の時代に、来春まで大卒、短大卒、第2新卒合計200人を予定しているDPEの業界最大手、プラザクリエイトが話題を集めている。市場激変の窮地を乗り切ることができるかのか。
第237回
エーザイの売り上げを大きく左右する新薬「エリトラン」の中間解析結果
エーザイ期待の新薬「エリトラン」の有効性を確認する中間解析結果が、間もなく明らかになる。同社も「2010年問題」を抱えており、解析結果次第では、売上が一時的に急減する事態も。25日の発表に注目が集まる。
第468回
禁煙・分煙化の波が押し寄せ頭を抱える居酒屋チェーン
外食業界に、禁煙・分煙化の波が押し寄せている。だが喫煙ニーズが高い居酒屋チェーンでは、そう簡単に事は進まない。05年にワタミが出した全面禁煙居酒屋が1年で撤退を余儀なくされるなど、禁煙店舗の多くは存続自体が難しいとされる。
第95回
かつて3万円以上が当たり前だったメガネが、今、低価格競争の嵐にさらされている。自社生産品を直接販売するSPA(製造小売り)である「メガネ業界のユニクロ」を追う。
第467回
郵政にらんで“アメ”と“ムチ”不信高まる金融行政の混乱
金融行政の混乱に拍車がかかっている。この1ヵ月ほどのあいだに、金融機関に対する規制緩和ともいえる優遇案がたびたび浮上、一方で金融界が反対してきた郵政民営化見直しが進むなど、方向性を失っている。
第236回
PSAと三菱自の資本提携見送りの裏にあった温度差
三菱自動車と仏プジョー・シトロエン(PSA)の資本提携が見送られた。両社は「依然不透明な環境下において、決断の時ではない」と声明を出したが、「当初から互いに温度差があった」(関係者)と見られる。
第466回
全国で唯一の「コンドーム販売規制」長崎県の少年保護育成条例改正が紛糾
「18歳未満の少年少女にコンドームを売ってはならない」。全国で唯一、未成年への避妊具販売を禁じている長崎県で、この条例の存廃をめぐって審議会が紛糾している。
第465回
大手マンション会社も注視する「シェアハウス」の“選択基準”
最近は若者の間でシェアハウスが人気急上昇している。2000年には31件(ベッド数695)だった物件数が、07年には429件(ベッド数6897)と急増している。
第464回
ファストファッション激戦区の原宿に殴り込み!アパレル6社連合が仕掛ける「極限のベーシック」
外資系ファストファッションのメッカ・原宿に殴り込みをかけた企業がある。イッツインターナショナルだ。フランドルの栗田英俊社長(イッツ社長も兼務)の呼びかけで実現した異色のアパレル6社連合である。
第235回
キヤノン、日立の液晶合弁“婚約”すれど“結婚”できぬ理由
日立製作所、キヤノン、パナソニックの3社が、液晶分野において提携したのは、2007年12月のこと。だが、“婚約”から2年もたったというのに、いまなお日立ディスプレイズは日立傘下にあり、キヤノンによる子会社化の実現には至っていない。
第463回
三菱商事の「ポンタ」が誘発するポイントカードの地殻変動
三菱商事の共通ポイントカード「Ponta」が満を持してサービスを開始した。ツタヤを中心とした最大勢力「Tカード」の対抗軸と目されるが、ポンタ陣営は違いを強調し、成功に自信を見せる。
第32回
時計大手のセイコーホールディングスが危機の最中にある。2期連続の最終赤字見通しという業績の悪化に加え、子会社である銀座・和光の不透明な経営実態に従業員や株主から批判が噴出。労働組合は株主代表訴訟にまで持ち込む構えだ。取引銀行の警戒感も高まる。世界の「セイコー」で何が起きているのか。
第462回
内陸振興策で出稼ぎ激減!中国沿海部の労働力不足
中国で、都市と農村の格差是正を目指す政府の地方振興策や農民工の変質などによって労働力不足が深刻化している。多少賃金が安くても地元で働く農民工が増え、出稼ぎ労働者が激減。人材争奪戦はこれから本番を迎える。
2010/03/12
セイコーHD株主代表訴訟へ和光の不透明経営に批判
時計大手のセイコーホールディングスに対し、約2万3000人の組合員を擁する「セイコーグループユニオン」傘下の労働組合が株主代表訴訟を起こす構えであることが週刊ダイヤモンドの取材で明らかになった。
第461回
ここまでやるか!まるで人間タコメーター携帯電話で究極の“マンション管理”
マンションの管理組合にとって、管理会社の質を判断するのは至難の技。その管理業務をITによって“見える化”する“秘密兵器”が登場した。
第234回
若者を狙うアサヒビールの新販売戦略は“氷点下ドライ”
アサヒビールは、主力ブランド「スーパードライ」の販売強化に着手する。目玉はビールが凍る寸前のセ氏マイナス2度前後にまで冷やした「エクストラコールド」で、例年にない力の入れようを見せる。