2014.2.20
創立100年を超えた東京フィルが3月ワールド・ツアー「主催公演を織り込んで世界市場へ挑戦します」――東京フィルハーモニー交響楽団 専務理事・楽団長 石丸恭一
日本最古かつ最大規模のオーケストラである東京フィルハーモニー交響楽団は、2011年に実施できなかった創立100周年のワールド・ツアーに出かけます。この6都市を回る地球一周ツアーの狙いや公演内容の詳細、将来に向けたオーケストラ運営のあり方な…
コラムニスト
1954年生まれ。78年早稲田大学政治経済学部卒業後、ダイヤモンド社入社。「週刊ダイヤモンド」編集長などを経て現職。著書に『複雑系の選択』『めちゃくちゃわかるよ!経済学』(ダイヤモンド社)『浦安図書館を支える人びと』(日本図書館協会)など。
2014.2.20
日本最古かつ最大規模のオーケストラである東京フィルハーモニー交響楽団は、2011年に実施できなかった創立100周年のワールド・ツアーに出かけます。この6都市を回る地球一周ツアーの狙いや公演内容の詳細、将来に向けたオーケストラ運営のあり方な…
2014.2.13
旅行に行ったときに買う“おみやげ”。職場や家族向けにお菓子を買うのが一般的ですが、中には自分の思い出用に買う方もいるのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、世界各地の珍しい“おみやげ”を集めた『ぼくのおみやげ図鑑――森本哲郎 旅…
2014.2.7
鮎川義介=日産コンツェルンが日本蓄音器商会と日本ビクターを1937年末に東京電気、現・東芝の母体に売却した。なぜ鮎川は、日産コンツェルンには巨大な電機メーカー、日立製作所があったのにも関わらず、東京電気に2社を売却したのだろうか。
2014.1.24
国家総動員体制が強化され、重要産業統制法による国家社会主義経済が革新官僚によって突き進んでいくなか、日本蓄音器商会から英米コロムビア資本が離脱し、日本産業が買収した。これは日産コンツェルンの総帥、鮎川義介の意思だったのだろうか。
2014.1.23
小泉純一郎元首相の「原発ゼロ発言」がにわかに注目を集めています。原発ゼロを理由に東京都知事選で細川元首相を支援するなど、いろんなメディアで再度小泉元首相を目にするようになりましたね。今回ご紹介するのは、「原発ゼロ」発言の元になる書…
2014.1.10
日本コロムビアはわが国最古のレコード会社である。本田美奈子さんが全精力を傾けてクラシック・アルバムを残した会社が日本コロムビアだった。今回は、そんな日本コロンビアの歴史を紐解いていきたい。
2013.12.27
日本のポップスの歴史は「カチューシャの唄」に始まり、関東大震災と童謡の時代を挟み、「船頭小唄」を経て「東京行進曲」の大ヒットにいたる。蓄音器とSPレコードというイノベーションが日本の再生音楽市場を切り開いたのである。
2013.12.26
乗り鉄、撮り鉄、鉄ガール…。今も昔も根強い人気を誇る鉄道。今回は、鉄道の伝説的ライターである宮脇俊三さんに8年間同行していた写真家、櫻井寛さんによるフォト・エッセイを紹介します。
2013.12.13
関東大震災は、童謡の隆盛、レコード産業の成長、そして大衆文化が開花し、経済成長を続ける日本社会に大きな打撃を与えた。しかし、こうした危機下に流行歌が生まれ、都市の整備が進み、東京はモダン都市に変貌していった。
2013.12.5
一般にはTPPに参加することで自由貿易の恩恵に授かれる、と言われていますが、どうもそう単純な話ではないようです。今回ご紹介するのは、自由貿易論者の大御所、ジャグディッシュ・バクワティが記す『自由貿易への道――グローバル化時代の貿易…
2013.11.29
文部省唱歌を主導した高野辰之も、ついに童謡を評価するようになり、1919年から29年まで童謡の隆盛が続いた。今回は、童謡歌手が誕生し、コンサートで歌い、レコードを大量に出した隆盛の時代を見てうこう。ポピュラー音楽光芒の一条である。
2013.11.15
唱歌教科書編纂委員会によってつくられた文部省唱歌には、制約がたくさんあり、自由な芸術活動ができなかった。そこで「故郷」で有名な高野辰之はこのような問題点を指摘し、文部省唱歌に対抗して量産された童謡を評価するようになる。
2013.11.14
JR高田馬場駅の「鉄腕アトム」など、電車通勤のサラリーマンなら毎日耳にするであろう電車の発車メロディ。駅によっては、その土地にゆかりある曲を使用するなどいろいろな工夫が凝らされていて面白いですよね。今回紹介するのは、そんな発車ベル…
2013.11.1
本田美奈子さんがレパートリーとして歌った唱歌は5曲。「夏は来ぬ」「紅葉」「故郷」など、だれでも歌ったことがあり、歌詞もかなり覚えているはずだ。そして、なんとなく懐かしい。では、どうして万人が懐かしいと感じるのだろうか。
2013.10.24
発生から2年半を経過しながら依然として”本当の収束”が見えない福島第一原発事故。事故対応は当然のことながら、俎上にあがったままのエネルギー政策再編論議も早急に進めなければならない問題です。今回紹介するのは、経済学側面からエネルギー…
2013.10.18
本田美奈子さんはデビュー20周年を迎えた2005年に永眠し、日本コロムビアが準備していた各種アルバムの計画は消えてしまった。周囲が構想していたのは、「クラシック第3弾」「唱歌・童謡集」「江利チエミ・美空ひばりカバー集」などだった。
2013.10.4
島村抱月は、現在では松井須磨子との関係と芸術座の5年間で強く記憶されているが、19世紀末から20世紀初頭を代表する文学者である。そして、坪内逍遥や大西祝といった錚々たる人物から指導を受けた天才的な文学者だった。
2013.10.3
アベノミクス効果が消費マインドを刺激しつつも、来たる増税による環境変化も見据えている消費者心理はより複雑なものになっています。今回紹介するのは、消費者の「心」と「脳」を理解することをベースとした革新的なマーケティングを世に知らしめ…
2013.9.20
1914年3月26日に初日を迎えた芸術座の公演「復活」で、主演の松井須磨子が劇中で2度歌った「カチューシャの唄」は、日本で初めてのポップスのヒット曲となった。では、文学者・島村抱月はどのようにこのヒット曲を生んだのだろうか。
2013.9.12
意思決定をはじめ様々な場面で必要となるロジカル・シンキングはビジネス・パーソンの学ぶべきスキルとして欠かせないものになっています。今回紹介するのは、数学はまったく使わずに、論理的思考を解説し、それを下敷きに、経済学への理解を深めさ…
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