岸 博幸

岸 博幸

経済評論家、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授

きし・ひろゆき/1962年、東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)入省。同省在籍時にコロンビア大学経営大学院に留学し、MBA取得。資源エネルギー庁長官官房国際資源課などを経て、2001年、小泉純一郎内閣の経済財政政策担当大臣だった竹中平蔵氏の大臣補佐官を務める。経産省退官後、テレビや講演など多方面で活躍。2023年1月に多発性骨髄腫の告知を受ける。著書に『余命10年 多発性骨髄腫になって、やめたこと・始めたこと。』(幻冬舎)、森永卓郎氏との共著『遺言 絶望の日本を生き抜くために』(宝島社)などがある。

第40回
週刊ダイヤモンド特集「日本郵政の暗部」に反論する
岸 博幸
最初に断わっておけば、筆者は郵政民営化の過程に深く関与し、今も関連情報が多く入る立場にある。その立場から見て、ダイヤモンド本誌の日本郵政の特集には納得がいかなかった。この場を借りて、反論したい。
週刊ダイヤモンド特集「日本郵政の暗部」に反論する
第39回
誇り高き財務省にも“不本意”であろう15兆円補正予算の悲劇
岸 博幸
15兆円規模の補正予算が衆院で採決された。財務省が、数字ありきの政治の意向と、陳腐な政策しか考えつかない各省庁との板挟みになったことは想像に難くない。“ワイズ・スペンディング”(賢明な支出)には程遠い内容だ。
誇り高き財務省にも“不本意”であろう15兆円補正予算の悲劇
第38回
経済産業省のコンテンツ行政に潜む致命的問題点
岸 博幸
某新聞に、経産省幹部のインタビューが掲載されていた。はっきり言って、その発言内容に唖然とした。もしも本心ならば、同省のコンテンツ行政は誤った道に進みかねない。
経済産業省のコンテンツ行政に潜む致命的問題点
第37回
日立やエルピーダへの公的資金支援は本当に必要なのか
岸 博幸
公的資金を使って一般企業に資本注入する新たな企業支援の枠組みが整備された。はっきり言って、この政策は欠陥が多い。立案した側の意図は、非効率大企業の温存と問題の先送りにあるとしか思えない。
日立やエルピーダへの公的資金支援は本当に必要なのか
第36回
100年に一度の霞ヶ関バブル誰も書かない追加経済対策の正体
岸 博幸
先に発表された追加経済対策は、バラマキのオンパレードだ。だが官僚の悪しき風習の復活というよりは、天の声で予算の桁が突然増えたというのが実相だろう。筆者には、10年前の小渕政権の失敗が思い起こされる。
100年に一度の霞ヶ関バブル誰も書かない追加経済対策の正体
第35回
人気映画「X-MEN」公開前ネット流出の衝撃コンテンツ業界の自助努力はもはや限界
岸 博幸
人気映画「X-MEN」最新作が公開前にネットに流出し、米国で大きな社会問題になっている。創造的破壊と破壊的創造は違う。金融、環境だけでなく、コンテンツの世界にも破壊を防ぐ新たなルール作りが必要だ。
人気映画「X-MEN」公開前ネット流出の衝撃コンテンツ業界の自助努力はもはや限界
第34回
楽天・TBS攻防戦の終結が示す真の教訓とネット広告モデルの壁
岸 博幸
楽天とTBSの経営統合を巡る攻防が、楽天の保有するTBS株売却という形で終結しました。報道では「楽天敗れる」というトーンが多かったですが、真相は少し違う気がします。もちろん、物別れに終わった原因として、TBS側に感情的な部分も多少はあったのかもしれません。しかし、それよりも統合を妨げた本質的原因は、“放送局がインターネットを活用して収益を上げるビジネスモデルはまだ確立されていない”というのが現実だったのではないでしょうか。
楽天・TBS攻防戦の終結が示す真の教訓とネット広告モデルの壁
第33回
現場の技術は最高でも、ビジネス下手WBC連覇で見えたプロ野球“産業”の課題
岸 博幸
WBC連覇を果たした日本のプロ野球は、アニメなどのクリエイティブ産業と同じ問題を抱えている。現場の技術は世界最先端なのに、ビジネスとしてマネージする側の国際競争力は劣るということだ。
現場の技術は最高でも、ビジネス下手WBC連覇で見えたプロ野球“産業”の課題
第32回
ネットに転がるゴミ情報を信じた「バンキシャ!」誤報事件は氷山の一角か
岸 博幸
トップ辞任に発展した日テレの誤報事件は、恐らく氷山の一角だろう。右へ倣えの各社の報道姿勢を見ていると、ネット上の情報を鵜呑みにしているケースは他にも多いのではないかと疑ってしまう。
ネットに転がるゴミ情報を信じた「バンキシャ!」誤報事件は氷山の一角か
第31回
糾弾されるべき与謝野大臣の妄言+先週のテーマ「メディア再生のヒント」の補足
岸 博幸
与謝野大臣が、景気悪化に悪乗りした官僚の影響力増大への布石ともなりかねない危険な発言を繰り返している。先週のテーマ「メディア再生のヒント」の補足とあわせて、筆者の考えをお伝えしたい。
糾弾されるべき与謝野大臣の妄言+先週のテーマ「メディア再生のヒント」の補足
第30回
マスメディア再生の教訓は音楽業界にあり
岸 博幸
マスメディアの崩壊が洋の東西を問わず進む中、海外の同業種から再生の方程式や先例を見出すことは難しい。解を求めるならば、むしろ音楽業界に目を向けるべきである。
マスメディア再生の教訓は音楽業界にあり
第28回
ネットの無料モデルに“マスメディア”の未来はない
岸 博幸
ネット先進地の米国でも、マスメディアに関しては、広告依存の無料モデルはけっして成功していない。ジャーナリズムのモラルを維持するためにも、視聴者課金モデルへの移行を急ぐべきだ。
ネットの無料モデルに“マスメディア”の未来はない
第28回
マスメディアよ、頑張れ!ジャーナリズムの貧困が政策をダメにしている
岸 博幸
メディアは判で押したように、日本の不況の原因を米国発の金融危機に求めているが、それはいかがなものか。真の理由たる政策の失敗をきちんと報道しないのは、ジャーナリズムの貧困だ。
マスメディアよ、頑張れ!ジャーナリズムの貧困が政策をダメにしている
第27回
「かんぽの宿」騒動で分かった!賛否両論なき日本のネットはゴミの山
岸 博幸
「かんぽの宿」騒動を通じて、私はインターネットに落胆した。率直に言って、日本のネットはゴミの山であり、ジャーナリズムの担い手となり得ないことはもちろん、民主主義の強化に何の貢献もしていない。
「かんぽの宿」騒動で分かった!賛否両論なき日本のネットはゴミの山
第26回
「かんぽの宿」への政治対応はモラルハザードの塊
岸 博幸
先週は、政策のモラルハザードが世界的に蔓延し、日本も例外でないことを説明したが、もしかすると日本のケースが最もレベルが低いかもしれない。その典型例が「かんぽの宿」問題での政権の対応だ。
「かんぽの宿」への政治対応はモラルハザードの塊
第25回
百年に一度の危機に悪乗りした一般企業への公的資金注入
岸 博幸
欧米で政策のモラルハザードが横行していると思っていたら、日本でも一般企業への公的資金注入が決まった。政治介入が容易な今回のスキームは、はっきり言って、危険だ。
百年に一度の危機に悪乗りした一般企業への公的資金注入
第24回
オバマ大統領誕生の熱狂が示す日米の“危機感”格差
岸 博幸
オバマ大統領就任の日をアメリカで過ごした筆者は、彼の地の熱狂を直接垣間見ることができた。そこで強く感じたのは、危機感と問題意識の彼我の差だった。
オバマ大統領誕生の熱狂が示す日米の“危機感”格差
第23回
官邸はもはや機能不全!百年に一度の天災に人災も加わった日本の悲劇
岸 博幸
定額給付金やかんぽの宿を巡るドタバタを見れば、官邸がもはやリスク管理能力を失ったことは明白だ。金融危機という天災に、人災まで加わって、日本の危機は深まるばかりだ。
官邸はもはや機能不全!百年に一度の天災に人災も加わった日本の悲劇
第22回
中央政府にすがる日本の地方自治体首長はニューメキシコ州知事の実績を見習え
岸 博幸
オバマ次期政権の商務長官指名を辞退したことで注目されたリチャードソン・ニューメキシコ州知事は、同州経済を復興させた立役者だ。彼の手法から日本の地方自治体首長が学ぶべき点は多い。
中央政府にすがる日本の地方自治体首長はニューメキシコ州知事の実績を見習え
第21回
増税・行革…好況時の政策論議に陥るな!国難を乗り切るための成長産業創出を語ろう
岸 博幸
未曾有の国難に直面しながらも、政策論議は未だに消費税増税、行政改革といった小泉政権時の内容に終始している。真に必要なことは成長産業の育成であり、筆者は、それは“intangible sector”であるべきと考える。
増税・行革…好況時の政策論議に陥るな!国難を乗り切るための成長産業創出を語ろう
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