
千賀秀信
最終回
付加価値という成果は、利益や給与の原資になります。今回は、付加価値の視点で、経営を総点検してみます。そして、あなたの給与が適正かを考えるコツも紹介します。最後まで、ぜひ読んでみてください。

第13回
経営において「付加価値を高めよう」という目標を掲げることがありますが、付加価値の意味があいまいなために、どうしたらいいかという基本的な行動をハッキリ考えられないケースが多いのではないでしょうか。

第12回
企業の成果は利益と考えることが良いのでしょうか。利益を成果とする場合の問題の一つは、費用を削減して、利益をひねり出すという考え方に陥る可能性があるという点です。

第11回
鳩山首相が表明した温暖化ガス25%削減目標に関連して、新たな企業と家計のコスト負担の可能性が話題になっています。今回は、コスト増をもたらす経営環境への対応のポイントを考えてみましょう。

第10回
民主党は、「全労働者の最低賃金を当面は800円として、さらに全国平均で1000円を目指す」と言っています。会社負担は、最低賃金の少なくとも2割増しになると考えなければなりません。

第9回
低価格志向が強まって、売上をアップさせるために、さまざまな工夫が行われています。今回は、最近の売上高の伸ばし方を検証しながら、売上高の本質を考えてみましょう。

第8回
製造業に比べ、サービス業の規模拡大によるコスト削減効果はかなり限定的です。一体なぜでしょう。製造業との違いを、ラーメンチェーンの場合で考えてみましょう。

第7回
日立製作所が上場子会社5社を完全子会社にすると発表しました。前期に7873億円の最終赤字に陥り、利益流出に歯止めをかける狙いもあるようです。まず、利益流出に歯止めをかけるという意味を探ってみましょう。

第6回
設備投資を拡大してきた自動車、電機、機械などは、世界同時不況の影響で需要の急な減少に見舞われ供給過剰に陥っています。今回は、設備過剰を引き起こす「計数のワナ」の一つを検証してみましょう。

第5回
安さが、生活防衛意識を強めた消費者に受け入れられ、激安、低価格が世の中を席捲しています。今回は低価格を実現するためにどのような工夫を行い、そこから見えるコスト削減のポイントを考えてみましょう。

第4回
時価会計を主導していた米国から出た見直し論は、世の中のパラダイムが変わったことを予感させる出来事です。今回は、時価会計の本質について、原価会計と比較しながら、簡単な事例を使って考えてみましょう。

第3回
洋服リフォーム専門店、甲店と乙店の違いを考えてみましょう。同じような価格やサービスでも、乙店は安くしないという点です。なぜでしょう。この違いをどう読むかが店選びのポイントです。

第2回
4月末までに決算発表をした上場企業の業績下方修正に関して、製造業の経常利益は前年比66%以上も減少。これに対して非製造業の前期比の経常減益予想は27%です。この差はどうして生まれるのでしょうか。

第1回
「計数感覚とは、会社数字と企業活動の関係を理解できる能力」と私は定義しています。計数感覚は、簿記会計を勉強しただけでは身につきません。簿記会計は決算書の作成技術であり、作成の理論だからです。
