2010.11.15 番号 役所、銀行、病院などどうしても順番待ちをしなければならない場面がある。待つことが好きな人間は少ないので、早く自分の番号が来るとうれしい。そこはたいてい長椅子があり、いろんな人がいろんな表情で並んで待つことになる。待ち時間の長椅子ほ…
2010.11.8 熱い 熱すぎるお茶やコーヒーを飲んだら、大きな口を開けながら顔をゆがめる。誰でもそんなことをしたことはあるだろうが、その熱気とともに「美人のもと」を吐き出していることが多いように思う。
2010.11.1 ドラえもん 美人が着ているものは、カラダになじんでいると思うことが多い。ポケットは便利だ。すぐ使う小物がそっと携帯できる。いちいちバッグを開けなくていい。しかし、何でもかんでも入れるのはどうか。服のシルエットがくずれてしまう。
2010.10.25 オフザボール 場の雰囲気をよくしてくれる美人。そんな美人は楽しい会合に呼ばれやすい。何かにつけ誘われやすい。美人はつかまりにくいという話を聞くのはそのためだろうか。見ていても気持ちがいいという話以上に、なんとなく会話そのものが楽しくなるのだ。
2010.10.18 シミ 誰でも服にシミをつくってしまった経験はある。食事中、油が飛んでしまったとか、思いがけず飲み物をこぼしてしまったとか。麺を食べるときはどうしてもスープが飛びやすいので注意が必要だ。
2010.10.4 ボリューム アパートやマンションで、騒音に悩む人は多い。周辺の道路や工事などでの騒音も困りものだが、隣人の立てる音も気になるものだ。騒音の主を確認すると、「美人のもと」が減っていることが多い。騒音発生は「美人のもと」を減らしていくのだろう。
2010.9.21 水浴び 人は一日に何度蛇口をひねるのだろう。手を洗う。顔を洗う。食器を洗う。料理をする。入浴……。水とのつきあいは深い。美人は水との関係がいいように思う。適量を意識し、無駄な使い方を避ける。
2010.9.13 タマ 視角の外で他人が自分のことを見ていたり、こっそり近づいて きたりしても何となくわかることが多い。気配を感じるからである。美人はこの気配のつくり方がうまい。相手に空気で存在を伝えるという感じだ。相手に迷惑をかけず、存在感を伝える。何…
2010.9.6 手渡し 人間は1日に何回、モノをヒトに渡したり、受け取ったりするのだろう。たとえば、買い物。お金を渡したり、おつりを受け取ったり。美人はこの瞬間を大切にしていると思う。何かを渡すとまずこちらの顔を見てほほえむ。
2010.8.30 待ち合わせ 携帯電話の普及により、待ち合わせの風景はかなり変わった。「何時にどこ」ではなく「6時くらいに新宿で」と。友達との待ち合わせなら許されることもあるだろうが、ビジネスの場合は大きな損失に繋がることになる。便利になったとはいえ、きれいな…
2010.8.23 二宮 公衆電話が減った。かつては街のあちこちにあり、地元やよく行く場所ではどこに公衆電話があるかを覚えていたし、待ち合わせの場所でもあった。携帯電話の普及でその数も減ったし、日常で意識しなくなったため、あっても記憶に残らないのだ。
2010.8.16 お客様さま かつて三波春夫は「お客さまは神様です」と言っていた。この一言は商取引に大きな影響を与えているようだ。顧客主義を「お客さまは神様」だと解釈している人も多く、行動指針にしている会社もある。
2010.8.9 ムンク あちこちで非難されながらも、電車内で化粧をしている人は増えているように思う。ゆっくりと化粧する時間がないのだろう。電車での移動時間を有効活用している。限られた時間のなかでテキパキと仕事をこなす女性だ。
2010.7.26 祝福 うれしいことがあると人は喜び、そして他人にも話したくなる。自分の中にしまっておけない。ついつい喜びを表現したくなる。とてもうれしいと自然と手が上に伸びたり、はねたりする。なぜか天を目指す。そして喜びの声をあげる。
2010.7.12 いい人 文句を言っている人はどうして顔をしかめるのだろう。しかめる顔ばかりしていると美しさも失われていくかもしれない。そして、文句を言われた人の表情もつらい。悲しさや悔しさが顔に表れ、美しさが失われていく。