石田 淳
第1回
企業の「人材三重苦」を解決するカギは?
人手不足にあえぐ企業への処方せんは、今いる人材の下位8割を「底上げ」することだ、と行動科学マネジメントの第一人者が説く。その根拠はどこにあるのだろうか?

第9回
なぜメガネをかけるのか?――「結果」の力が人を動かす
あなたはメガネをかけている、あるいはコンタクトレンズを使っているだろうか?そうだとしたらその理由は?「目が悪いから」は行動科学では第一の理由ではないとされ、この点に継続と習慣化のポイントがある。

第8回
「あら探し」ではなく「良いとこ探し」のために、チェックリストを活用しよう
行動科学マネジメントの代表的なツール、チェックリストとはどんなものだろうか?「良い行動」を繰り返し、続けるためには、頭の中で確認するのではなく、リスト化し、手を動かしてチェックボックスにチェックマークを入れていくことが重要だ。

第7回
かっこいいスローガンより“共通言語化”を
前回は誰が聞いても同じ行動がとれるようにする「MORSの法則」を紹介した。今回は、なかでもとくに重要な「M」と「S」の要素を満たし、伝えたい言葉を共通言語化する方法を、事例を示しながら伝授しよう。

第6回
あなたの「言葉」は伝わっているか?
今年2月~3月に連載し、好評を博した「行動科学マネジメント入門」。前回は「やり方がわからない」部下に、行動を分解して伝えることの大切さを本の1章からご紹介したが、今回は2章から「伝え方」について抜粋しよう。

第5回
部下育成のヒントは具体的な行動の中にある
部下が「できない」理由は、「やり方がわからない」、「続け方がわからない」の二つだけだ。これを解決するための最初のステップとして「行動分解」を示し、ひとまずこの連載を閉じる。

第4回
部下の「やる気」に期待してはいけない
部下がなかなか結果を出せないとき、あなたは「やる気がないから」「だらけているから」など、気持ちや態度に原因を求めていないだろうか?それでは育成への熱意も空回りするばかり。行動にフォーカスしよう。

第3回
「挨拶をきちんとしろ」という教え方では部下は挨拶できるようにならない!
仕事ができない理由は、やる気や能力がないからではなく、仕事の「やり方」もしくは「続け方」を正しく教わっていないだけだという。では、仕事のやり方を正しく教えるとはどういうことなのか?行動科学に基づいた教え方を解説する。

第2回
なぜ、部下が育たないのか?
「ゆとり世代」の部下たちは上司と摩擦を起こしたくないばかりに、わからなくても「わかりました」と言ってしまう。上司は「なぜできない?」と苛立つばかり。自らも部下育成に苦労したという石田淳氏の新刊『8割の「できない人」が「できる人」に変わる!行動科学マネジメント入門』からアドバイス。

第1回
部下の「はい」「わかりました」は納得しているのではなく、ただ言っているだけ
「20代の部下たちの考えていることがさっぱりわからない」――企業研修・コンサルティングに携わる石田淳氏はマネジャーたちからこんな切実な声を聞くという。従来とは質の異なる上司・部下間のギャップとその解決法を提示する。

第4回
モラルに訴えても、不正や事故は減らせない
今年の大学入試では、携帯電話を使っての不正が話題になったが、精神論で受験生のモラル向上を訴えるよりも、不正ができないようなシステムを構築することが大切だ。ここでもBBS(組織行動セーフティマネジメント)の考え方が役に立つ。行動科学の第一人者、石田淳氏に聞く。

第3回
ネット時代のコンプライアンス対策、情報管理にもBBSを導入せよ
従業員の「危険行動」を「安全行動」に変えるBBSは、製造現場などの事故に備えるだけでなく、コンプライアンス対策や情報管理にも、大きな成果を上げている。ネットで容易に情報が流せる今だからこそ、不祥事を起こさないための仕組みが重要と説く、石田淳氏に聞く。(インタビュアー:中村富美枝)

第2回
たった一人の従業員の小さな行動が、大事故につながる
企業で起こる事故の80~95パーセントが、一従業員の「非安全的」な行動から起きる。安全対策に多額の費用をかけられるはずの大企業でも、なぜ事故を防ぐことができないのだろうか?

第1回
災害、事故、不祥事に備えるBBSとは?スローガンや精神論ではなく、具体的行動を示し習慣化する
大震災と津波のような天災に遭ったとき、企業は従業員に、どのように行動するかを日ごろから具体的に伝え、ロールプレイし、習慣化しておかなければならない。BBSが、こうした備えによる危機管理を可能にする。
