桃田健史

桃田健史

ジャーナリスト
日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中
第288回
HV特許を無償化、それでもトヨタの未来が見えてこない理由
桃田健史
「我々の本意を今一度、(世間の皆さんに)しっかりと分かってほしい」。そうした想いから、トヨタは東京本社で4月8日午後、在京のメディア関係者らを集めて、“ハイブリッド車開発で培った車両電動化技術の特許実施権の無償化”について意見交換会を行った。
HV特許を無償化、それでもトヨタの未来が見えてこない理由
第287回
ジャガー「I-PACE」試乗、プレミアムEV界に一石を投じる底力
桃田健史
「うわぁ、なんだ、この感覚は!?」英国ジャガーの初EV「I-PACE」は、いい意味で期待を大きく裏切る優れモノだった――。
ジャガー「I-PACE」試乗、プレミアムEV界に一石を投じる底力
第286回
新型トヨタRAV4がオフロード性能を一気に引き上げた理由
桃田健史
新型RAV4の商品カタログをめくると、最初の8ページがオフロード走行を紹介している。これぞ、このクルマの商品コンセプトそのものである。そのオフロード性能を富士山麓でじっくりと試した。
新型トヨタRAV4がオフロード性能を一気に引き上げた理由
第285回
「最高速度120km/h」新東名を元レーサーが実走してみた
桃田健史
「そうだ、新東名に行って、時速120キロで走ってみよう」。2019年3月4日(月)の夜、JR浜松駅近くのホテルの部屋で、ふと思いついた。すでに各種の報道でご存じの方も多いと思うが、2019年3月1日から、新東名高速道路(森掛川IC~新静岡IC)と東北自動車道(花巻南IC~盛岡南IC)で最高時速120キロの試行が開始された。
「最高速度120km/h」新東名を元レーサーが実走してみた
第284回
ヤマハが「免許返納後も楽しく乗れるクルマ」を開発する理由
桃田健史
高齢者が運転免許を返納した後、普段の移動の足として活用されることが多いのが、ハンドル形電動車いすだ。スズキやホンダなど大手メーカー以外に、10社程度の中小メーカーが参入している分野である。ここに、ヤマハ発動機が一石を投じた。
ヤマハが「免許返納後も楽しく乗れるクルマ」を開発する理由
第283回
マツダが地元広島で始めた「支え合い交通サービス実証試験」の真実
桃田健史
マツダは広島県三次市でCX-5を使った「支え合い交通サービス実証実験」を始めた。なぜ、このタイミングでこうしたサービスを始めたのか。その基盤にあるのが、2017年8月に発表した「サスティナブル“Zoom-Zoom”」だ。
マツダが地元広島で始めた「支え合い交通サービス実証試験」の真実
第282回
広島の山中を走り回る「謎のマツダCX-5」の正体
桃田健史
広島県三次(みよし)市の山中を2018年暮れあたりから、風変わりなマツダのSUVが走っているという。マツダをよく知る人なら、「三次」と聞いて、ピンとくるはずだ。市街中心部には、マツダのテストコースがあるからだ。
広島の山中を走り回る「謎のマツダCX-5」の正体
第281回
フォレスターに見る、SUBARUが追求する「総合雪国性能」の未来
桃田健史
SUBARUは2016年以降、同社の先端技術を実体験するイベントをテックツアーと名付け、さまざまな企画をメディア向けに提供してきた。今回は山形市街から雪深い月山周辺を通り、日本海側の鶴岡市・酒田市へと続く200kmの行程を用意。試乗に関する資料の「総合雪国性能を知っていただく」との表記が目を引いた。
フォレスターに見る、SUBARUが追求する「総合雪国性能」の未来
第280回
トヨタの自動運転ソフトウエア開発最前線で見た意外な光景
桃田健史
江戸の雰囲気がいまも残る、東京・日本橋。その一角に、トヨタの先端技術開発を行う企業がある。TRI-AD(トヨタ・リサーチ・インスティテュート、アドバンスト・デベロップメント株式会社)で、同社のジェームス・カフナーCEOとじっくり1時間、意見交換をする機会を得た。
トヨタの自動運転ソフトウエア開発最前線で見た意外な光景
第279回
「空飛ぶクルマ」を日本で実現するのに圧倒的に足りないもの
桃田健史
経産省と国交省は、いわゆる「空飛ぶクルマ」の実現に向けてロードマップを公開した。だが筆者としては「空飛ぶクルマが、日本で、なぜ必要なのか?」という議論が産官学の各分野の中で不十分であると考える。
「空飛ぶクルマ」を日本で実現するのに圧倒的に足りないもの
第278回
疾走するアウディの後席で楽しむVRゲームの「異次元体験」
桃田健史
ショートサーキットを疾走するアウディの後席でVR(仮想現実)技術を体験するイベントを体験した。疲れが溜まった夜間に、VR機器をつけてサーキットを猛スピードで走るとは、どう考えても身体の調子が悪くなりそうな話である。
疾走するアウディの後席で楽しむVRゲームの「異次元体験」
第277回
ミニの新車に「定額制」で乗る、実際どうなのか加入してみた
桃田健史
筆者の家は、えちぜん鉄道勝山永平寺線の永平寺口駅から永平寺に向かう途中にある。まさか、この地に住居を構えるとは。しかも、新車のミニクロスオーバーが一緒にいるとは。いまから1年前にはまったく想像していなかった状況である――。
ミニの新車に「定額制」で乗る、実際どうなのか加入してみた
第276回
新型レクサスUXが拓く「速い!」ハイブリッド新時代
桃田健史
レクサスの新型クロスオーバー「UX」。そのメディア試乗会は、ちょっと変わったアレンジだった。ひとつは千葉の房総半島、もうひとつは神奈川の三浦半島。それぞれ往復150kmほどの距離の2つの試乗コースを、半日かけて走るのだ。
新型レクサスUXが拓く「速い!」ハイブリッド新時代
第275回
新型スープラにサーキットで試乗、もっと走りたくなるワクワク感!
桃田健史
袖ヶ浦フォレストレースウエイピットロードに並ぶ、赤と黒のモザイクカラーでカモフラージュされた3台のプロトタイプ車。モザイクの中には「A90」という表示が複数見える。第五世代のトヨタ・スープラに実際に乗る日がついにやってきた。
新型スープラにサーキットで試乗、もっと走りたくなるワクワク感!
第274回
ドアミラーを無くしたレクサスES「デジタルアウターミラー」を公道で試す
桃田健史
「テレビニュースでも取り上げられ、我々の予想以上の反響に驚いている」。レクサスの開発や広報の関係者たちが口を揃えたように、そう語る。レクサスの新型「ES」が世界初量産化したデジタルアウターミラーについてだ。ドアミラーの代わりに、カメラと車内モニターでクルマの斜め後方を確認するシステムである。
ドアミラーを無くしたレクサスES「デジタルアウターミラー」を公道で試す
第273回
トヨタの大英断、販売系列実質廃止は「ディーラー消滅」の前兆か
桃田健史
2018年11月1日、全国トヨタ販売店代表者会議で発表された内容はトヨタ史上、最大級のインパクトがあった。トヨタ本社とディーラー各社が「事実上の販売系列廃止」で合意したのだ。
トヨタの大英断、販売系列実質廃止は「ディーラー消滅」の前兆か
第272回
EV急速充電規格で、独米連合が日中との連携を拒否し続ける理由
桃田健史
EVの急速充電規格では、先発で日中主導の「チャデモ」と、後発の独米主導「CCS」が覇を争っているが、両者はこの6年間平行線のままだ。なぜCCS側は強気の姿勢を貫くのか。
EV急速充電規格で、独米連合が日中との連携を拒否し続ける理由
第271回
新型「N-VAN」試乗で感じたホンダの軽が抱える2つの課題
桃田健史
2018年夏、注目の新型軽自動車が次々と登場している。その中で4ナンバー商用車のこれまでの発想を大きく変える1台が、ホンダ「N-VAN」だ。同車の開発コンセプトは「次世代軽バンの新基準を創る~日本の積む・運ぶ生活のために」である。
新型「N-VAN」試乗で感じたホンダの軽が抱える2つの課題
第270回
「超小型モビリティ」の普及を本気で進める2つの視点
桃田健史
超小型モビリティの普及に向け国交省が具体的なアクションを起こしてから8年。同省主催の「地域と共生する超小型モビリティ勉強会」が6回の会合を経て、「とりまとめ」を公表、このタイミングで多方面の超小型モビリティ関係者と意見交換会を行った。
「超小型モビリティ」の普及を本気で進める2つの視点
第269回
スバル新型フォレスターは外観も内装も走りもこんなに大きく変わった
桃田健史
スバルの新型フォレスターは日本では6月20日発表、そして7月19日に発売される。一部メディアは、見た目で旧型と大きな差がないと書くが、現実は違う。新型フォレスターはまるで、ひとクラス上のアウトバックのような佇まいがある。
スバル新型フォレスターは外観も内装も走りもこんなに大きく変わった
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