桃田健史

桃田健史

ジャーナリスト
日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中
第268回
自動ブレーキ等の自動車安全技術は、商品の差別化要因になるべきではない
桃田健史
トヨタが一部メディアを対象に、自動車安全技術の説明会を実施。終了が午後8時を過ぎるのはトヨタとして初の試みだという。そこまでして、なぜトヨタは「夜間の歩行者保護」に対する信頼性の高さをアピールしたかったのか?
自動ブレーキ等の自動車安全技術は、商品の差別化要因になるべきではない
第267回
トヨタが新型クラウンでも「日本市場専用」を貫いた理由
桃田健史
トヨタから今夏に発売される15世代目「クラウン」の、メディア向けプロトタイプ試乗会が開催された。「日本市場専用の高級車」という特殊なポジションにあるクラウンはどう変わったのか。
トヨタが新型クラウンでも「日本市場専用」を貫いた理由
第266回
マクラーレンとコルベットに見るスポーツカーの「新しい売り方」
桃田健史
1億円弱という新型車「マクラーレン・セナ」。庶民には縁のない、こうした富裕層向けの自動車市場が今、日本を含めて世界各地で拡大しており、その中にあってマクラーレンのビジネス手法が実に興味深い。
マクラーレンとコルベットに見るスポーツカーの「新しい売り方」
第265回
都市での「脱・クルマ依存」が世界で加速、自動車産業は曲がり角
桃田健史
車の数を減らして都市構造を変革することで、社会を大きく変えること。それが、「Less Car (レスカー)」という概念だ。この「レスカー」を推進する動きが世界各地で始まっている。
都市での「脱・クルマ依存」が世界で加速、自動車産業は曲がり角
第264回
英国ジャガーの逆襲がついに始まった、尖兵はE-PACE
桃田健史
筆者としてはアメリカ取材と中国取材の合間に、軽い気持ちで参加したジャガー・ランドローバー・ジャパン主催のメディア試乗会だったのだが、心の隙間をつかれてハッと驚くような気持ちになった。ベビージャガーと呼ばれる、E-PACE (イー・ペイス)に、ジャガーという高級ブランドの集大成を感じたのだ。
英国ジャガーの逆襲がついに始まった、尖兵はE-PACE
第263回
自動車産業に優秀な人材が集まらなくなってきた理由
桃田健史
欧州各地や米国で取材を続ける中で、「新しい時代に対応できる人材が大幅に不足している」という言葉を数多く聞いた。自動車産業界に魅力を感じない若者が増えており、企業側は少ないパイを奪い合っているのだ。
自動車産業に優秀な人材が集まらなくなってきた理由
第262回
スバルがアメリカで売れる本当の理由、「LOVEキャンペーン」の実態
桃田健史
アメリカの販売台数が過去9年で3倍以上となる年間60万台を超え、米第7位のブランドへと大躍進したスバル。世界の主要市場でこれほど短期間に、さらに大規模に急成長した日系自動車ブランドはないと言える。
スバルがアメリカで売れる本当の理由、「LOVEキャンペーン」の実態
第261回
トヨタの新型スープラ初披露がレース仕様車だった理由
桃田健史
トヨタはジュネーブショーで、2019年第1四半期に日本を含めた世界各国で「90スープラ」の発売を開始すると明言した。それにしても、なぜ、初披露が量産車のコンセプトモデルではなく、レーシングカーなのか?
トヨタの新型スープラ初披露がレース仕様車だった理由
第260回
インドが2030年までの完全EV化を諦めた裏事情
桃田健史
2月17日、日本の一部報道でもあったように、インドの運輸大臣が同政府がそれまで示してきたEV普及の強硬な姿勢を崩すような発言を行った。これは、昨年末にインド自動車工業会がインド政府に提出した「2030年までに新車の40%をEV化、また公共交通機関では100%EV化を目指す」との意見書を受けての発言だ。
インドが2030年までの完全EV化を諦めた裏事情
第259回
BMWやルノー日産が問題提起、航続1000kmのEVは本当に必要か
桃田健史
BMWがドイツでEVの開発状況について、かなり詳しい情報を発信した。それによると、EVの部品構成では、駆動に関わる全電動パーツの価格のうち、バッテリーが占める割合はベースで77%。このうちの81%が電池セルで、そのまた79%が電池の素材だと説明した。つまり、電池素材は全電動パーツの49%となり、EV全体の価格設定における重要度が極めて高い。
BMWやルノー日産が問題提起、航続1000kmのEVは本当に必要か
第258回
ベンツ・BMW・VWも本音では「EV本格普及はいまだ不透明」と見る
桃田健史
EVシフトについて、ブームの仕掛け人であるジャーマン3の関係者すら「本格普及はいまだに不透明」という見解を示したことに、日本人関係者の多くが驚いた。ドイツで開かれたEV用の車載電池の国際カンファレンスでの出来事だ。
ベンツ・BMW・VWも本音では「EV本格普及はいまだ不透明」と見る
第257回
日産リーフが雪道で四駆並みに走りやすい理由
桃田健史
「まさか、これほど運転が楽になるとは。いや、楽なだけではなく、運転が楽しい」。リーフでの雪上公道試乗を終えた直後、筆者は日産の電気自動車開発担当者らにそう伝えた。実は筆者はこれまで、日産が提唱する「e-ペダル」に批判的な意見を持っていた。
日産リーフが雪道で四駆並みに走りやすい理由
第256回
デトロイトショーの凋落に見る米自動車産業の不透明感
桃田健史
デトロイトモーターショーの地盤沈下が止まらない。近年「注目のショー」という観点では、前週にラスベガスで開催されるCESにお株を奪われている。そして迎えた今年のデトロイトモーターショーの凋落ぶりには心底驚いた。
デトロイトショーの凋落に見る米自動車産業の不透明感
第255回
トヨタが攻勢をかける新戦略の課題は「脱・技術優先主義」だ
桃田健史
毎年1月の恒例イベント、米ラスベガスでのCESを初取材した知り合いの日本人自動車ジャーナリストと会場内でバッタリ会った時、彼はこう聞いてきた。「あのぉ~、この会場内の雰囲気って、どういうことなんですかね?」。
トヨタが攻勢をかける新戦略の課題は「脱・技術優先主義」だ
第254回
自動運転の事業化で「希望の星」、福井県永平寺町の挑戦
桃田健史
あれから半年…福井県永平寺町は、自動運転の事業化に向けて、さらに大きく前進していた――。自動走行の事業化計画をグイグイと引っ張っている河合町長に話を聞いた。
自動運転の事業化で「希望の星」、福井県永平寺町の挑戦
第253回
完全自動運転を「儲かるビジネス」にするのは想像以上に難しい
桃田健史
茨城県での自動運転実証実験開始式の挨拶に、国土交通大臣、地方創生担当大臣、茨城県知事らが立ち、地元メディアは「自動運転の実用化が近い」と報道した。はたして日本はこのまま一気に自動運転社会へと移行していくのだろうか?
完全自動運転を「儲かるビジネス」にするのは想像以上に難しい
第252回
自動運転には高精度地図が不可欠という常識は覆るかもしれない
桃田健史
この数年、自動運転の実現には、HDマップが必要十分条件だという考え方が主流だった。だが最近、開発技術者の間では、自車のカメラで撮った映像をクラウドに上げて、走行する数多くのクルマからのデータを融合することで地図を作る方法が注目を集めているのだ。
自動運転には高精度地図が不可欠という常識は覆るかもしれない
第251回
スバルが設計・製造するボーイング787の要「中央翼」とは
桃田健史
2017年10月19日(金)、午前8時55分に成田空港を出発した旭川行きのJAL4901便。この航路には定期便がないためチャーター便だ。しかも、機種は通常は国際線で使用している最新型の787機が用意された。依頼主はスバルだ。
スバルが設計・製造するボーイング787の要「中央翼」とは
第250回
JR東日本が目指す「公共交通の変革」は本当に実現するのか
桃田健史
JR東日本は東京都内で2017年9月末、「モビリティ変革コンソーシアム説明会」を実施した。あのJRが、ついに「モビリティ変革」という大看板を掲げたのだから、自動車、電機、物流、金融、私鉄やバスの事業者など、多様な業界からJR東日本の動向に注目が集まるのは当然だ。
JR東日本が目指す「公共交通の変革」は本当に実現するのか
第249回
マツダ次世代エンジン「SKYACTIV-X」の世界初試乗は驚きの連続!
桃田健史
マツダの次世代技術説明会が独フランクフルトで、世界各国のメディアを集めて開催された。もちろん、その中心にあるのはマツダが世界で初めて量産化を決定した、次世代エンジン「SKYACTIV-X」の世界初試乗である。
マツダ次世代エンジン「SKYACTIV-X」の世界初試乗は驚きの連続!
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