桃田健史

桃田健史

ジャーナリスト
日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中
第328回
マツダの独自路線、大排気量ディーゼル「CX-60」の“箸の先端”を感じる走り
桃田健史
世界的にカーボンニュートラルへの対応が必須となり、欧州メーカーを中心にBEV(電気自動車)へのシフトが進む。そうした中、なぜマツダはラージ商品群で新規ディーゼルエンジンを導入するのか。また、ディーゼルを搭載した新型クロスオーバーSUV「CX-60」でどんな走り味を実現したのか。
マツダの独自路線、大排気量ディーゼル「CX-60」の“箸の先端”を感じる走り
第327回
EV後発のスバルがEVスポーツを基盤にして挑む、起死回生のスーパー戦略とは
桃田健史
SUBARU(スバル)のモータースポーツやカスタマイズ事業を手掛けるSTI(スバル・テクニカ・インターナショナル)が、スーパーEVスポーツ(電気自動車〈EV〉のスポーツカー)を世界初公開した。EVシフトがグローバルで急速に進む中、スバルのEV戦略の可能性について関係者に聞いた。
EV後発のスバルがEVスポーツを基盤にして挑む、起死回生のスーパー戦略とは
第326回
マツダ「ロードスター」のユーザー“若返り”と“販売好調”の意外な理由
桃田健史
ライトウエートスポーツカーとして唯一無二の存在である、マツダ「ロードスター」。現行4代目(ND)誕生から早くも6年が経過し、魅力的な特別仕様車が登場したのだが、何とユーザーの若返りが見られるという。その背景には何があるのか。
マツダ「ロードスター」のユーザー“若返り”と“販売好調”の意外な理由
第325回
ダイハツの新ハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID」と日産「e-POWER」ではどちらがすごいか?
桃田健史
ダイハツ工業がついにシリーズハイブリッド「e-SMART HYBRID」を量産する。ライバルは日産自動車の「e-POWER」だ。そもそも、シリーズハイブリッドとは何かを解き明かしながら、e-SMART HYBRIDとe-POWERの差を探った。
ダイハツの新ハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID」と日産「e-POWER」ではどちらがすごいか?
第324回
スバル新型アウトバック、フォレスター、レヴォーグの違い、理解の肝は「レガシィの消滅」
桃田健史
スバルの最新モデルである、「レヴォーグ」「フォレスター」、さらに今秋正式発表予定の「アウトバック」を、千葉県内に新設されたスバル里山スタジオの中でじっくりと味わった。3モデルの特性が“三車三様”に進化したことの背景には、「レガシィ」の北米シフトと日本市場からの消滅がありそうだ。
スバル新型アウトバック、フォレスター、レヴォーグの違い、理解の肝は「レガシィの消滅」
第323回
ゲリラ豪雨のサーキット走行で分かったトヨタ「GR 86」とスバル「BRZ」の違い
桃田健史
スポーツカーとしてグローバルで人気の高い、トヨタ「GR 86」とスバル「BRZ」――。米国では既に「BRZ」の先行試乗会が実施されていたが、やっと日本でも試乗のチャンスが巡ってきた。激しい雨の中で感じた2モデルの差とは?
ゲリラ豪雨のサーキット走行で分かったトヨタ「GR 86」とスバル「BRZ」の違い
第322回
欧州車と日本車で本質的に違う「プレミアムコンパクトカー」戦略
桃田健史
ところ変わればプレミアムコンパクトカーも変わる。欧州プレミアムコンパクトの主流、アウディが8年ぶりに新型「A3」を市場導入。ほぼ同じタイミングで日産が新型車「ノート オーラ」を発表した。その本質的な違いとは?
欧州車と日本車で本質的に違う「プレミアムコンパクトカー」戦略
第321回
新型ヴェゼル試乗で感じた、次の「ホンダらしさ」を表現することの難しさ
桃田健史
ホンダの新社長に就いた三部敏宏氏が、就任会見で「電動化100%」宣言を行うなど同社は大きな変革を打ち出している。ホンダの新型「ヴェゼル」に試乗して筆者が感じた、次の「ホンダらしさ」を表現することの難しさとは。
新型ヴェゼル試乗で感じた、次の「ホンダらしさ」を表現することの難しさ
第320回
「キャンピングカーブーム」が熱を帯びる一方で自動車メーカーが静観する理由
桃田健史
ちまたで過熱するキャンピングカーブーム。しかし自動車メーカーはあくまでも「様子見」の姿勢を崩そうとしません。先日開催された日本最大級のキャンピングカーの祭典「ジャパンキャンピングカーショー」でも、車両本体を製造しているスズキ、ダイハツ、ホンダ、トヨタの出展ブースの姿はありませんでした。その理由とは?
「キャンピングカーブーム」が熱を帯びる一方で自動車メーカーが静観する理由
第319回
日系自動車の「ユーザー置き去り」EVシフト、 ESG投資はなぜ浸透しないのか
桃田健史
EVシフトの出口戦略の大きな要素である「ESG投資」という概念。一部の国や地域、そしてベンチャー企業を中心に2010年代後半から高まり、その影響が欧州やアメリカへ一気に広がっています。しかしこうしたトレンド変化に対する実感が、日系の自動車メーカーや自動車部品メーカーの現場の中ではまだまだ希薄のようです。
日系自動車の「ユーザー置き去り」EVシフト、 ESG投資はなぜ浸透しないのか
第318回
PHEV老舗の三菱がみせる実力、トヨタや欧州系との「明確な差」
桃田健史
欧米や中国と歩調を合わせるかのように、日本でもクルマの電動化の大波が押し寄せている今、「PHEVの老舗」である三菱に注目が集まっている。三菱「エクリプス クロスPHEV」の走りは、ほかのPHEVと比べてどう違うのか?
PHEV老舗の三菱がみせる実力、トヨタや欧州系との「明確な差」
第317回
「2030年ガソリン車販売禁止」で日本は電動化の主導権を握れるか!?
桃田健史
衆議院予算委員会における梶山経済産業大臣のカーボンニュートラルに向けた「規制強化」発言に、自動車業界がざわついている。この規制強化が「日本版ZEV法」にあたるのでは? という見方があるからだ。どういうことか、解説していこう。
「2030年ガソリン車販売禁止」で日本は電動化の主導権を握れるか!?
第316回
スバルのAI搭載「これからのアイサイト」の競争力、取材で徹底分析!
桃田健史
スバルは今月、渋谷に、AI(人工知能)開発の拠点として「スバルラボ」を開設する。スバルは現行の運転支援システム「アイサイト」を「これまでのアイサイト」とし、今後のAIを活用するアイサイトは「これからのアイサイト」と表現。次世代アイサイトの「さらに次の世代」の開発を目指す。
スバルのAI搭載「これからのアイサイト」の競争力、取材で徹底分析!
第315回
国が進める「のろうよ!デンドー車いす」の裏にある現実と課題
桃田健史
電動バイクから、電動くるまいすに乗り換え?テレビ東京「充電させてもらえませんか?」に出演している、タレントの出川哲朗氏は経済産業省が行う「のろーよ!デンドー車いす」プロジェクトのアンバサダーとして記者会見に登場した。これは、2020年10月から11月にかけて、全国5カ所で行う「電動車いす等安全対策・普及推進事業」の周知活動の一つである。
国が進める「のろうよ!デンドー車いす」の裏にある現実と課題
第314回
マツダMX-30試乗記、実感した「得体が知れないクルマ」と言われる理由
桃田健史
「CX-3」「CX-5」「CX-8」、さらに「CX-30」と、近年のSUV戦略が奏功しブランドイメージが上昇したマツダ。今度は「MX-30」の登場だ。だが、正直なところ「MX-30は、えたいが知れない」という声が自動車メーカー、自動車販売店、そしてユーザーの中でよく聞かれる。
マツダMX-30試乗記、実感した「得体が知れないクルマ」と言われる理由
第313回
永平寺町の地方版MaaS「近助タクシー」が変える、地方交通の厳しい現実
桃田健史
深夜から降り続いた雨がすっかり上がり、九頭竜川のまわりに青空が見えてきた。2020年10月1日、この日からオンデマンド交通「近助タクシー」の実用化が始まった。ここは北陸の地、福井県吉田郡永平寺町。
永平寺町の地方版MaaS「近助タクシー」が変える、地方交通の厳しい現実
第312回
「新常態」でEV充電インフラの次世代サービス化が一気に加速するか
桃田健史
EVと充電インフラは、「鶏と卵の関係」という表現が古くから使われてきたが、これからはインフラの数の拡大だけではなく、社会全体の構造改革を見据えた大規模な新サービス体制の構築が進みそうだ。
「新常態」でEV充電インフラの次世代サービス化が一気に加速するか
第311回
「XC40」の新型PHEVは、ボルボ電動化のブレークスルーになるか
桃田健史
慣れ親しんだ横浜界隈で、「XC40」の新型プラグインハイブリッド車にじっくり乗った。試乗後、ボルボジャパン関係者に感想を聞かれて、回答するまで少し間が空いてしまった。出てきた言葉は「なんだかとても、まとまりが良い」だった。続けて「電動化の時代、日本で再びボルボ全盛期が巡ってくるのかもしれない」とも言った。
「XC40」の新型PHEVは、ボルボ電動化のブレークスルーになるか
第310回
新型「レヴォーグ」プロトタイプ試乗で感じた、次世代アイサイトの実力
桃田健史
次世代アイサイトの実態が分かった。スバルは新型「レヴォーグ」を2020年10月15日に発売する。これを受けて、茨城県内にある一般社団法人日本自動車研究所のテストコースで、報道陣向けにレヴォーグプロトタイプ試乗会が行われた。
新型「レヴォーグ」プロトタイプ試乗で感じた、次世代アイサイトの実力
第309回
東京電力が新たな「クルマの電動化シフト」を決めた意外な背景
桃田健史
「やはり、電動車普及の潮目が大きく変わったのは間違いない」――。東京電力のEV推進室に、筆者が過去10数年間に渡りEV(電気自動車)などの電動車に関する取材で集めた資料を持ち込んで行った取材中、改めてそう思った。
東京電力が新たな「クルマの電動化シフト」を決めた意外な背景
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