2021.4.30 「高齢者こそ安全資産を持て」との格言がむしろリスクになり得る理由 「若者はリスクを取って資産運用をしても良いが、高齢者は安全資産を持て」と言う人がいるが、老後が長いこと、高齢者ほど保有資産が多いことを考えると、それは危険である。
2021.4.23 退職金を「ご褒美」だと考えると、老後資産を散在してしまう理由 退職金を手にして手持ち資産の現金が膨らんだとき、世界旅行や投資信託の大量購入に充てるのは危険だ。定期預金のようなものと割り切り、現役時代からコツコツと積み立て投資をする方が安全である。
2021.4.16 「インフレ対策」に日本株やドル預金、米国株が有効活用できる理由 老後資産をインフレから防衛する必要がある。長期的に見れば、株価はむしろインフレで上昇すると考えられるし、米ドル、米国株も有効な対策となり得る。物価と株価、為替の関係から考察した。
2021.4.9 銀行の高金利定期預金で税務署がもうかる?預金者が注意すべき点は 投資信託購入との抱き合わせで勧誘される、金利4%など高金利の定期預金。だが、その金利が維持されるのは数カ月で、利子からは税金が取られてしまう。その上、投信の販売手数料も銀行にしっかりと負担させられる。低成長とゼロ金利政策で追い込ま…
2021.4.2 老後資産を守るため、預金以外に外貨や株式にも投資すべき理由 日本人の家計金融資産の多くを預金が占める。だが、インフレリスクを考えれば、預金はむしろ目減りする可能性があり必ずしも安全とは言えない。ドルなどの外貨や株式にも分散する方が安全だ。
2021.3.26 専業主婦でも厚生年金に加入すべきだといえるこれだけの理由 厚生年金は、国民年金に上乗せされる仕組みで、加入すれば老後の手取り収入は増える。保険料負担は勤務先との折半であり、パートで働く主婦も加入した方がメリットは大きいと考える。
2021.3.19 「130万円の壁」だけではなかった主婦の年金保険料支払い義務 専業主婦がパートで働く場合に年金保険料の支払い義務が生じるか否かは、年収についてのいわゆる「130万円の壁」だけが条件となるわけではないので、注意が必要だ。
2021.3.12 老後が不安な非正規労働者ほど、積極的に結婚すべき制度上の理由 非正規労働者のカップルが結婚して、片方が厚生年金に加入すると、老後の生活が一気に安定する。「非正規労働者だから結婚できない」などと考えずに、結婚に前向きになるべきだ。
2021.3.5 年金の受け取りは70歳まで繰り下げて「長生きリスク」に備えよう 公的年金は、65歳から受け取るのが普通であるが、70歳まで待ってから受け取ると老後の生活が安定するので、可能であれば待つべきである。
2021.2.26 「年金」受け取り開始時期の遅れに、現代の“波平さん基準”で備えるべき理由 今の若い人たちが将来、年金の受取額がゼロになる可能性は低い。安心して年金を頼ろう。ただし受け取り開始時期が遅れ、受給額が減少する可能性があるので、備えが必要だ。
2021.2.19 老後の「安心支え」は結局、公的年金であるといえるこれだけの根拠 老後資金を考えるとき、最も頼りになるのは公的年金である。公的年金を最大限受け取れるように努力することが最強の老後資金対策なのである。
2021.2.5 初心者は価格や仕組みが理解できない複雑な投資商品を避けるべき理由 投資商品は、複雑なものを選ぶよりシンプルなものを選んだ方が安心で、しかも得な場合が多いので、シンプルなものの中から選ぶべきである。
2021.1.29 「お薦めの金融商品」を売り手の金融機関に聞いてはいけない理由 世の中には無料の情報が溢れているが、危険な物も少なくない。無料のアドバイスも、発信者の意図を考えながら慎重に受け取らないと危険である。
2021.1.15 老後のリスクを考えると、借家より持ち家に住むべき具体的な理由 借家か持ち家か、という論争を損得の観点から語る人は多いが、老後資金を考える際に最重要である「リスク回避の観点」から考えれば、持ち家を選択すべきである。
2020.12.25 人々の「コロナ慣れ」で来年の景気が順調に回復すると考えられる理由 新型コロナが未知の感染症から既知の感染症になり、人々が「コロナ慣れ」することで、来年の景気は順調に回復していくと期待される。
2020.12.11 「Go To トラベル」はコロナ流行地出発の旅行を制限すべき理由 Go To キャンペーンは感染状況との兼ね合いが重要だが、制限するならば流行地への旅行よりも流行地発を制限するべきだ。