
2022.2.25
金融緩和で「株価が上がる」矛盾、実体経済に影響はないのになぜ?
ゼロ金利下の金融緩和は、本来なら株価を押し上げる要因とはならないが、実際には強力な株価上昇要因となることもあるようだ。なぜなのだろうか。
経済評論家
経済評論家。1981年東京大学法学部卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。主に経済調査関係の仕事に従事。2005年に銀行を退職し、久留米大学に移る。2022年に大学を定年退職となり、現職。著書は『経済暴論: 誰も言わなかった「社会とマネー」の奇怪な正体』(河出書房新社)など、多数。
2022.2.25
ゼロ金利下の金融緩和は、本来なら株価を押し上げる要因とはならないが、実際には強力な株価上昇要因となることもあるようだ。なぜなのだろうか。
2022.2.18
株価と景気のボトムとピークは同時ではなく、株価が景気サイクルに先行する傾向にあるといわれている。しかし、実際には両者の関係は複雑だ。景気のサイクルから株価の変動を考えてみよう。
2022.2.11
バブルか否かはそのときにはわからないが、予兆を捉えることはできる。筆者が考えるバブルの4条件を伝授しよう。この4条件に照らすと、昨年はかすかにバブルのにおいがしていたようだ。バブルだとすれば、投資してはいけないのだろうか。
2022.2.4
東証1部に上場されている株式のPER(株価収益率)は14倍程度とされている。これは、益利回り(PERの逆数)が7%程度ということを意味する。預金金利がゼロであるときに期待値7%の投資対象があるならば、大変魅力的であり、今こそ株式投資をするべ…
2022.1.28
株価の割安、割高を判断する材料として、PBR(株価純資産倍率)もPER(株価収益率)と並んで重要だ。PBRは1倍以上が大原則であり、1倍以下の場合は売られすぎである可能性が高い。そのメカニズムを解説しよう。
2022.1.21
株価の適正水準を考える際、最重要なのはPER(株価収益率)だ。しかし、これには留意点も多いので、注意が必要だ。今回はPERの活用法を解説しよう。
2022.1.14
株主優待を狙って投資する個人投資家は少なくない。株主優待は株主にとってお得な場合が多い一方で、企業側にとってもメリットがある。その仕組みを解説しよう。
2022.1.7
投資初心者は利食い売りが早すぎ、損切りが遅すぎる傾向にある。どのようなタイミングで行えば良いだろうか。
2021.12.31
2022年の日本経済は順調な回復を続けると期待されるが、さまざまなリスクを抱えており、主なものは3つある。特に、中国の動向には要注意だ。
2021.12.24
株価はときとして暴落し、暴落がさらなる下落を招くメカニズムが働く場合もある。そのため、それを知った上で投資をする必要がある。株価が暴落したからといって、あわてて売ってはいけないのだ。
2021.12.17
大型株への投資はプロとの真っ向勝負になり、初心者では歯が立たない。一方、小型株はプロが投資しない銘柄も多いので、初心者でも勝機がある。初心者が勝つすべを探ってみよう。
2021.12.10
宝くじは、確率的に考えれば損な取引である。「当たるに違いない」という錯覚によって買っている場合は非合理的といえるが、夢を追っているのであれば必ずしも非合理的とは言い切れない。その理由を検証してみよう。
2021.12.3
政府は、労働力不足を緩和するため、外国人労働者の受け入れを拡大する方針のようだ。労働力不足なら、外国人労働者の受け入れ拡大より、日本人労働者の待遇改善を優先すべきではないだろうか。
2021.11.26
中国で不動産バブルが崩壊して金融危機が発生することが懸念されている。中国の将来を予想するにあたり、日本の過去の金融危機で起きた、不動産担保融資の焦げ付きや公的資金注入などの経験は、少なからず役立つに違いない。
2021.11.19
子どもに10万円を配っても少子化対策や格差是正にはならず、景気対策としても合目的的とはいえそうもない。
2021.11.12
ガソリン価格が高騰している。しかし、産油国同士やガソリンスタンド同士の競争により、価格が暴落する可能性も決してないとはいえない。さまざまな観点からガソリン価格下落の可能性を検証してみよう。
2021.11.5
ガソリン価格は、日本国内の需給ではなく、世界の需給や投機などによって変動している。世界中から原油の売り手と買い手、さらには投機家が集まるニューヨークなどの取引所で価格が決まるのだ。
2021.10.29
自社株は様子が分かるので投資しやすいが、勤務先の経営が悪化すると大きな損失を被ってしまう。投資初心者がリスクを分散させるにはどうすればよいか、考えてみたい。
2021.10.22
退職金が出るまでは、ローン返済を急ぐことなく、余裕資金は株式に投資すべきである。なぜなら、現役時代の投資と退職金により、退職日の資産内容が妥当なものに近づくと考えられるからだ。
2021.10.15
退職金で投資を始める人も多いが、それは危険である。現役時代から、少しずつでいいから積み立て投資を続けておくほうが安全だ。なぜなら、投資に不慣れな場合、判断を誤る可能性が高いからである。
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