枝久保達也

鉄道ジャーナリスト

1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx

「京急」社員たちが悲痛告白、低賃金と重労働の驚きの実態とは
枝久保達也
2019年に起きた京急線の踏切事故の背景にある本社と現場の分断の実態について、前回の記事で書いた。だが、京急の問題はそれだけではない。今回は乗務員の過酷な労働環境と相次ぐ退職者の問題について取り上げる
「京急」社員たちが悲痛告白、低賃金と重労働の驚きの実態とは
「京急踏切事故」の裏にある、元乗務員たちが語る驚きの問題とは
枝久保達也
2019年に京急線の踏切で列車と大型トラックが衝突して脱線し、トラック運転手が死亡、電車の乗客乗員77名が負傷した事故について、国土交通省の運輸安全委員会は2月18日、事故の調査報告書を発表した。だが、京急の元乗務員たちは、報告書では見過ごされている深刻な問題があると指摘する。
「京急踏切事故」の裏にある、元乗務員たちが語る驚きの問題とは
JR東海はコロナ禍でも黒字転換、最新決算で見る鉄道各社の明暗
枝久保達也
JR上場4社と大手私鉄15社は2月下旬から3月上旬にかけて第3四半期決算を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、中間決算に引き続いて各社とも大幅な減収減益となった。しかし、第3四半期だけで見ると黒字に転換した事業者も出始めており、コロナ禍による事業環境の悪化は底を打ちつつある。
JR東海はコロナ禍でも黒字転換、最新決算で見る鉄道各社の明暗
「新幹線の地震対策」は東日本大震災から10年でどう変わったのか
枝久保達也
東日本大震災の発生から10年を直前に控えた2月13日、宮城県と福島県で最大震度6強の地震が発生した。東北新幹線では電柱の損傷や架線の断線などの被害があったものの、震源に近い区間に列車がなかったことも幸いし、負傷者は出なかった。JR東日本の新幹線早期地震検知システムとはどのようなものなのか。
「新幹線の地震対策」は東日本大震災から10年でどう変わったのか
「京急線の踏切事故」はなぜ起きた?ブレーキ遅れの深刻な原因とは
枝久保達也
国土交通省の運輸安全委員会は2月18日、2019年に京急線の踏切で列車と大型トラックが衝突して脱線し、トラック運転手が死亡、電車の乗客乗員77名が負傷した事故の調査報告書を発表した。
「京急線の踏切事故」はなぜ起きた?ブレーキ遅れの深刻な原因とは
「地下鉄の父」と「強盗慶太」、戦時下の新橋駅を巡る争いの歴史とは
枝久保達也
帝都高速度交通営団が東京メトロに改組されて今年で17年。戦時体制下に営団が成立するまでの背景と戦中の営団の活動について、筆者が2月26日に出版する『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』から紹介する。
「地下鉄の父」と「強盗慶太」、戦時下の新橋駅を巡る争いの歴史とは
「海上を走る鉄道」の線路跡発見が、約100年ぶりに見つかった理由
枝久保達也
JR東日本が高輪ゲートウェイ駅前を中心に進める品川再開発計画の工事現場で昨年、日本で初めて開業した鉄道の線路跡「高輪築堤」の遺構が見つかった。築堤は東京湾の浅瀬に造られた。約150年前に「海上を走る鉄道」を実現できた理由は、江戸時代に培った日本の技術にあった。
「海上を走る鉄道」の線路跡発見が、約100年ぶりに見つかった理由
JR西日本が明かす「新幹線を使った物流サービス」参入の狙い
枝久保達也
新型コロナの感染拡大が続く中、新幹線の利用者数は大きく落ち込んでいる。こうした中、新幹線の新たな活用法として注目されているのが物流サービスだ。今年1月に山陽・九州新幹線と北陸新幹線を活用した荷物輸送の事業化を検討すると発表したJR西日本に、その仕組みや狙いなどを聞いた。
JR西日本が明かす「新幹線を使った物流サービス」参入の狙い
JR西が「IoT設備監視システム」導入、点検省力化から鉄道ビジネス変革へ
枝久保達也
JR西日本は昨年11月、地上設備の状態監視に向けたIoT化を推進するため、「IoTインフラネットワーク」を整備すると発表した。IoTは鉄道の検査業務をどう変えるのか。
JR西が「IoT設備監視システム」導入、点検省力化から鉄道ビジネス変革へ
世界初の完全自動無人運転、「ポートライナー」が40年前に開業した理由
枝久保達也
日本初の新交通システムである神戸新交通ポートアイランド線「ポートライナー」が開業して、2月5日で40周年を迎える。営業路線として世界初となる完全自動無人運転を実現した鉄道が生まれた理由とは。
世界初の完全自動無人運転、「ポートライナー」が40年前に開業した理由
「緊急事態宣言」が引き起こす、鉄道各社への深刻な影響とは
枝久保達也
緊急事態宣言の発出は鉄道各社をさらに苦しめることになりそうだ。利用者の減少で業績の低下は避けられない。また、1都3県と国からの要請を受け、首都圏の大手鉄道各社は1月20日から終電を最大30分程度繰り上げる方針だが、それによる鉄道各社の負担は小さくない一方で、外出抑制の効果は限定的とみられる。
「緊急事態宣言」が引き起こす、鉄道各社への深刻な影響とは
JR東と西武HDが包括連携で狙う「新しい働き方」とは
枝久保達也
JR東日本と西武鉄道やプリンスホテルを傘下に持つ西武ホールディングスは昨年12月23日、鉄道以外のサービス事業で包括的に連携することを発表した。その背景と目的について解説する。
JR東と西武HDが包括連携で狙う「新しい働き方」とは
68年ぶりの終夜運転中止、知っておきたい「初詣と鉄道」の歴史とは
枝久保達也
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、鉄道各社は大みそかから元日にかけての終夜運転を中止した。そもそも鉄道の終夜運転が始まったのは実に約120年前のことで、現在の初詣の風習は鉄道が生み出したものだ。今回、68年ぶりとなった終夜運転の中止を機に、初詣と鉄道の歴史を振り返りたい。
68年ぶりの終夜運転中止、知っておきたい「初詣と鉄道」の歴史とは
終電繰り上げの「東京メトロ」、大声も飛び交うレール交換作業の現場とは
枝久保達也
東京メトロは来春のダイヤ改正で全路線の終電をおおむね10分程度繰り上げる。その理由として挙げられているのが、営業終了後に行われる保守作業の時間の確保だ。近年、設備の維持更新に加え、ホームドアなど新たな設備の整備拡充が進んでおり、1日当たりの夜間作業件数は200件を超えているという。こうした夜間作業の実態を伝えようと、東京メトロは12月16日深夜、日比谷線東銀座駅付近で実施中のレール交換作業の様子を報道公開した。その状況をレポートする。
終電繰り上げの「東京メトロ」、大声も飛び交うレール交換作業の現場とは
JR西日本が「サバの養殖」に注力する理由とは
枝久保達也
JR西日本が魚の養殖をしていると聞いて驚く人もいるのではないだろうか。一見、鉄道とは無関係にも見える養殖事業だが、そこには鉄道会社ゆえの狙いと勝算がある。
JR西日本が「サバの養殖」に注力する理由とは
都営初の地下鉄「都営浅草線」、開業日の始発が午後になった理由
枝久保達也
60年前の1960年12月4日、都営地下鉄浅草線(当時の呼称は都営地下鉄1号線)の押上~浅草橋間が開業した。浅草線は都営地下鉄として最初の、そして郊外私鉄と相互直通運転を行った初の地下鉄でもある。
都営初の地下鉄「都営浅草線」、開業日の始発が午後になった理由
「東北新幹線」が全線開業10周年、その進化の歴史とは
枝久保達也
東北新幹線東京~新青森間は12月4日で全線開業10周年を迎える。東京~新青森間の約670kmを最短2時間59分で走破する最高速度320km/hの「はやぶさ」は、かつて文字通り「陸の奥(みちのおく=みちのく)」であった東北を、身近な存在に変えた。改めてその歴史を振り返ってみたい。
「東北新幹線」が全線開業10周年、その進化の歴史とは
JR西日本が初の赤字転落、「復活のカギ」を握るデジタル戦略とは
枝久保達也
JR西日本の2020年9月中間連結決算は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で民営化後初の赤字に転落した。これを受けて中期経営計画の見直しを公表。反転攻勢のカギを握るデジタル戦略について、詳しく解説する。
JR西日本が初の赤字転落、「復活のカギ」を握るデジタル戦略とは
「改良型リニア」試乗でわかった、従来型からの進化とは
枝久保達也
JR東海は10月19日、山梨リニア実験線で「L0系改良型試験車」の報道公開を行った。この車両の技術的部分については、4月13日付「リニアに改良型試験車両が登場!最新技術を徹底解説」にて取り上げたためここでは省くが、リニアの乗り心地と、車内設備についてリポートしたい。
「改良型リニア」試乗でわかった、従来型からの進化とは
JR西日本が始めた、「駅の不具合」をスマホで投稿する実験の狙い
枝久保達也
JR西日本は10月1日、利用者が駅設備の不具合個所を投稿するシステム「みんなの駅」の実証実験を在来線新大阪駅で開始した。その概要と狙いを解説する。
JR西日本が始めた、「駅の不具合」をスマホで投稿する実験の狙い
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