The Wall Street Journal

バイデン大統領が大統領選からの撤退を表明し、ハリス副大統領が民主党の有力候補に浮上したことで、同氏の政策観や統治スタイルに注目が集まっている。

トランプ氏はバンス氏を副大統領候補に選んだ。激戦州の出身で経験の浅い政治家に賭けたということだ。それは同時に、ウォール街の力が衰えつつあることの表れでもある。

市場の出遅れ銘柄が最近は活気づく一方、盤石に見えた「マグニフィセント・セブン」は足元が揺らいでいる。

新興外食チェーン、カーネルでは、ロボットアームを使ってハンバーガーの植物性パティをひっくり返し、ベルトコンベヤーを使って皿に盛った料理を運ぶ。

ハリス氏は、現代ではほとんど前例のない政治的大混乱に巻き込まれている。現職大統領が再選に向けた出馬を断念したのは、1968年以来のことだ。

米シークレットサービスのチートル長官は約30年にわたり、歴史をじかに目撃してきた。13日に自身が歴史の一部となるまでは。

利下げにはリスクを伴うが、待つことにもリスクがある。FRBはそうしたリスクをどのように判断すべきなのだろうか。

ニューヨークのプリンストン・クラブは会員が減り、資金繰りに陥った末、21年10月に閉鎖された。名門8大学「アイビーリーグ」の一つ、プリンストン大学の卒業生を60年にわたって迎え入れてきたこの場所を維持すべく、会員はぎりぎりまで打開策を探った。