篭島裕亮
#19
配当株投資であっても、高い利回りだけで銘柄を選ぶのは危険だ。業績が悪化すれば、減配や無配を余儀なくされる危険性があるからだ。そこで今回はアナリスト予想を基に「5期先の配当が増加」して、かつ「当期利益も増える」高配当株を選抜。複数のスクリーニングも実施して、5年先も安定配当が期待できる80銘柄をピックアップした。NISA(少額投資非課税制度)で人気の大型株も登場するので初心者も中級者もチェックしてほしい。

#17
日本を代表するグロース株として市場評価が高かったエムスリーに異変が起きている。2期連続で減益に転落し、株価が高値から85%も下落しているのだ。一方、エムスリーを追うJMDCは医療データの利活用を武器に躍進が続くが、株価はエムスリーに「連れ安」している。果たして「2強」の今後はどうなるのか。成長セクタ―だけに、足元では大手生命保険やベンチャーも参戦して、合従連衡も加速している。最新情勢を解説しながら、新たなビジネス機会が立ち上がりつつある医療IT業界の5年後の勢力図を予測した。

#15
大型のがん治療薬で躍進続く第一三共、復活を狙う武田薬品工業、創薬力に定評のある中外製薬……、5年後の医薬品セクターの勢力図はどうなるのか。薬価引き下げ圧力など業界環境が厳しい中、問われるのは各社の新薬開発力だ。承認取得が複数進行中の大型薬の具体的な名前を挙げながら、意外なダークホース企業やバイオベンチャーなど注目の中堅企業についても紹介する。

#13
直近5年間は半導体製造装置メーカーや総合商社が躍進したが、次の5年間の主役株は何か。アナリストの5期先予想から「大化け候補80銘柄」を選抜した。勢いのある中小型株だけでなく、躍進する大型株や、復活を目指す企業までさまざまなタイプがそろうので、ぜひチェックしてほしい。

#10
成長の源泉だった中国市場の失速や世界的な医療財政の悪化など、厳しい環境の中でも成長を続けられる医療機器メーカーはどこか。今後5年間の論点を解説しつつ、新社長で「過去の延長線上にない成長」を目指すテルモ、復活を目指すオリンパス、第二の柱を構築中のシスメックスなど主力企業を分析。ニッチ市場で成長を狙える企業とこのままでは厳しい企業も、具体名を挙げて解説する。

#7
来期以降も増益が見込まれる銘柄から、継続して株主還元を強化してきた銘柄をリストアップ。東証改革ではPBR1倍割れ銘柄が脚光を浴びたが、株主還元「優等生」の安定感にも注目すべきだろう。実際、ランキングに登場する銘柄は日本を代表する優良企業が目立つ。業績の突然の失速がない限り、今後も高水準の株主還元が期待できるはずだ。

#4
圧倒的勝ち組セクターの総合商社だが、世界的分断による資源高の定着や供給不足で、活躍の場がさらに拡大。インフレや円安も高水準の利益を押し上げる。ただし、中期経営計画を分析すると、積極的な株主還元策が評価される一方で、「いつか来た道リスク」も見え隠れする。総合商社の三つのキーワードを解説しつつ、三菱商事や三井物産、伊藤忠商事など7社の戦略を解説。意外なダークホースを含むトップアナリスト3人の注目企業も紹介する。

#1
日本企業の株主還元策の拡充ラッシュが続いている。東京証券取引所の「資本コストや株価を意識した経営」の要請やアクティビストの増加も株主還元強化への取り組みを加速させる。今回は業績堅調で好財務なのに株主還元強化が出遅れている「総還元性向が低い50銘柄」をピックアップ。増配や自社株買いはもちろん、株価の大化けも期待できる銘柄群を紹介する。

#43
2024年2月入試でわが子を難関校合格に導いた5人による座談会の最終回。#43では志望校合格に重要な「塾選び」を取り上げる。保護者目線によるSAPIXの特徴や、面倒見のいい塾のメリットなどについて本音で語ってもらった。誰もが気になる小学校生活や習い事との両立などについても聞いた。

#41
わが子の中学受験の伴走を全力で楽しんだ5人による座談会の中で、特に濃い部分を雑誌版の10倍近いボリュームで3回に分けて紹介する第2弾。#41では「わが家の戦略」を取り上げる。先取りの是非、自己肯定感の高め方、家庭学習の内容などに加えて、「地力に劣る弱者の戦略」問題についても熱く語る。

#37
保護者世代の中学入試と明確に異なるのが、令和の中学受験は「親の伴走力」が合否に強く影響することだ。中受の伴走を全力で楽しみ、2024年2月入試でわが子を難関校合格に導いた5人が熱く語った300分の中から、特に大事な部分を「週刊ダイヤモンド」版の10倍近いボリュームで3回に分けて紹介する。#37では「親の伴走問題」を中心に、激動の1月、2月の乗り切り方や志望校の選び方などについてお届けする。

リーグ終盤を残して、総入場者数が過去最高を更新したリーグワン。だが、ビジネス目線では「完全プロ化」「スタジアム確保」など課題も残っている。前期の5位から躍進して、早々とプレーオフ進出を決めた東芝ブレイブルーパス東京の荒岡義和社長に「収益構造」や「選手の年俸」「社名を掲げる意義」などラグビークラブ運営について直撃。メディア初公開、具体的な数字も満載のロングインタビューをお届けする。

#35
小学校受験はペーパーテストだけでなく、行動観察、運動、絵画、面接など幅広い準備が必要になる。家庭だけでは対策が難しく、本気で難関校合格を目指すのであれば小学校受験向けの塾の活用が不可欠だ。家庭学習のポイントや2024年度の試験内容の変化など最新情報も解説しながら、わが子を志望校に導く「正しい塾の活用法」を伝授する。

#34
小学校受験では子どもの考査も大事だが、それと同等以上に重要なのが「願書」の完成度だ。なぜならば、小学校受験では子どもを通じて家庭の姿も見られているからだ。お受験指導に定評のある諏内えみ氏に、トップ合格も狙える願書の書き方を聞いた。

#33
多くの塾は「難関校の合格実績」を目立つようにウェブサイトに掲載する。だが、保護者としては、その塾のトップ層以外の合格校も気になるはずだ。今回は特別に希学園首都圏に全生徒の合格校データを公開してもらい、偏差値帯別の合格校や併願戦略について、首都圏学園長の山﨑信之亮氏に解説してもらった。さらに「週刊ダイヤモンド」では公開できなかった「全生徒別の合格校一覧」も掲載する。

#29
「難関校狙いならSAPIX」という考え方はもったいない。首都圏にはSAPIXと同水準で難関校に強い塾があり、独自の強みを発揮しているからだ。そこで今回は御三家合格率が10%を超える希学園首都圏、グノーブル、エルカミノのキーマンに塾の特徴や強みを緊急取材。トップ層だけでなく、塾内の中位層の子どもが狙える具体的な学校名も挙げてもらった。

#9
「低学年からの算数の先取り」を武器に、塾生の87%が御三家・早慶付属以上に合格した少数精鋭塾として知られる「フォトン算数クラブ」。中学受験塾の上位生も通う算数特化型の塾だが、なぜこれだけのすさまじい結果を出せるのか。武井信達塾長に合格実績や先取りの是非、「子どもを算数好き」にする秘訣を直撃。注目度が高まっているオンライン講座や、今後の展望についても聞いた。「週刊ダイヤモンド」4月6・13日合併号の3倍ものボリュームによる、インタビュー完全版をお届けする。

#4
コロナ禍によって引き起こされた小学校受験バブルは一服したが、2024年度入試も早慶付属など人気私立小の倍率は10倍を突破。一方で「探求型」の学習をうたう私立小が人気になるなど、近年はブランドや中受偏差値にとらわれない学校選びも増えている。ネイビーの“戦闘服”に身を包んだわが子を先頭に家族で臨む「小受」最前線を分析する。

#20
業績も株価も好調なのが半導体関連株だが、直近5年で株価が数倍に上がった銘柄も多く、今から買うのは勇気が要るのも事実だろう。半導体株ブームに乗り遅れた個人投資家が今から買っても間に合うのか、トップアナリストを直撃した。半導体関連株は最低投資金額が高い銘柄が多いが、少額投資家が「半導体ブーム」に乗る手法についても紹介する。

#18
新NISAで狙いたい配当株ランキングの第3弾。今回は11期以上連続で増配中の銘柄から、複数のスクリーニング条件を突破した銘柄をピックアップした。連続増配企業は配当が下支えするため、日本株全体が調整したときにも下値が堅く、全体相場の上昇時には利益成長と増配で株価が上昇しやすい。中長期で資産形成を狙う新NISAにも向いているだけに、ぜひチェックしてほしい。
