末永幸歩

(すえなが・ゆきほ)

美術教師/東京学芸大学個人研究員/アーティスト
東京都出身。武蔵野美術大学造形学部卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科(美術教育)修了。
東京学芸大学個人研究員として美術教育の研究に励む一方、中学・高校の美術教師として教壇に立つ。現在は、東京学芸大学附属国際中等教育学校で教鞭をとっている。
「絵を描く」「ものをつくる」「美術史の知識を得る」といった知識・技術偏重型の美術教育に問題意識を持ち、アートを通して「ものの見方を広げる」ことに力点を置いたユニークな授業を展開。生徒たちからは「美術がこんなに楽しかったなんて!」「物事を考えるための基本がわかる授業」と大きな反響を得ている。
彫金家の曾祖父、七宝焼・彫金家の祖母、イラストレーターの父というアーティスト家系に育ち、幼少期からアートに親しむ。自らもアーティスト活動を行うとともに、内発的な興味・好奇心・疑問から創造的な活動を育む子ども向けのアートワークショップ「ひろば100」も企画・開催している。著書に『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』がある。

第35回
ベンチャーキャピタリストと美術教師が対話したら、「才能を爆発させる条件」が見えてきた
末永幸歩,佐俣アンリ
佐俣アンリ氏と末永幸歩氏による異色の対談(前編)。この8月に『僕は君の「熱」に投資しよう』を出版した佐俣氏は、300億円規模の国内最大シードファンドを運営する若手No.1のベンチャーキャピタリストだ。かたや、東京学芸大学附属国際中等教育学校などで美術教師として活躍してきた末永氏は、今年2月に発売した『13歳からのアート思考』が13万部を超えるベストセラーとなっている。「ベンチャーキャピタリスト」と「美術教師」という一見まったく接点がなさそうに思える両者の対話からは、不透明な時代生き抜くヒントが垣間見えてきた――。
ベンチャーキャピタリストと美術教師が対話したら、「才能を爆発させる条件」が見えてきた
第34回
究極のわがままな考え方=アート思考は、ビジネスに取り入れられるのか?
末永幸歩
ビジネス界隈で「アート」が注目されるようになって久しいが、その動きはますます加速している。そんななか、12万部を突破したベストセラー『13歳からのアート思考』著者の末永幸歩氏と、アート研究家・起業家で『ハウ・トゥ アート・シンキング』の著者・若宮和男氏によるオンラインイベント「教育とビジネスとアート思考」が開催された。事前募集で1000名以上の応募が殺到した同イベントは、YouTubeライブで配信され大反響のうちに幕を閉じたという。そこで行われた2人のクロストークの模様を2回の記事でお送りしていく。後編では、自分起点で考えるアート思考を「他者評価」や「組織内運用」とどう両立させていくかをめぐって議論が交わされた。
究極のわがままな考え方=アート思考は、ビジネスに取り入れられるのか?
第33回
アートが仕事に役立つ…? そこで生まれる「モヤッと感」の正体
末永幸歩
ビジネス界隈で「アート」が注目されるようになって久しいが、その動きはますます加速している。そんななか、12万部を突破したベストセラー『13歳からのアート思考』著者の末永幸歩氏と、アート研究家・起業家で『ハウ・トゥ アート・シンキング』の著者・若宮和男氏によるオンラインイベント「教育とビジネスとアート思考」が開催された。事前募集で1000名以上の応募が殺到した同イベントは、YouTubeライブで配信され大反響のうちに幕を閉じたという。本記事では、そこで行われた2人のクロストークの模様を2回にわたってお送りしていくことにしたい。今回の前編では、「教育やビジネスにアートが役に立つ」という言説への疑問からスタートする。
アートが仕事に役立つ…? そこで生まれる「モヤッと感」の正体
第32回
ジョブズが死の6年前に語った「アート思考」の本質
末永幸歩
「目の前の“あたりまえ”に対して、『それって絶対じゃなくない?』って言えるかどうか。すべてはそこから生まれる」――オリエンタルラジオの中田敦彦さんが話題の「YouTube大学」で大絶賛した一冊の本をご存じだろうか? 無名の美術教師による初著書だったにもかかわらず、各界のオピニオンリーダーらやメディアから絶賛され、瞬く間に9万部を突破するベストセラーとなった『13歳からのアート思考』だ。同書では、中高生向けの「美術」の授業をベースに、「アート思考」のプロセスをわかりやすく解説している。タイトルには「13歳の……」が冠せられているものの、感動の声をあげているのは、主に「ビジネスパーソンを中心とした大人の読者たち」のようだ。果たして『13歳からのアート思考』の何が読者の心をつかんでいるのだろうか?
ジョブズが死の6年前に語った「アート思考」の本質
第31回
私たちがモネ《睡蓮》のなかに「かえる」を発見できないワケ
末永幸歩
「目の前の“あたりまえ”に対して、『それって絶対じゃなくない?』って言えるかどうか。すべてはそこから生まれる」――オリエンタルラジオの中田敦彦さんが、いま話題沸騰の「YouTube大学」で大絶賛した一冊の本をご存じだろうか? 無名の美術教師による初著書だったにもかかわらず、発売以降、各界のオピニオンリーダーらやメディアから絶賛された『13歳からのアート思考』だ。何が読者の心をつかんでいるのだろうか? 瞬く間に9万部を突破するベストセラーとなった『13歳からのアート思考』において、最も多くの反響を呼んでいるのが、冒頭にも掲げられた「《睡蓮》のかえる」のエピソードだという。
私たちがモネ《睡蓮》のなかに「かえる」を発見できないワケ
第30回
「これ、何の絵を描いたの?」つい子どもに聞いてしまう親の“盲点”
末永幸歩
とある美術教師による初著書にもかかわらず、各界のオピニオンリーダーらやメディアから絶賛され、発売3ヵ月で5万部超という異例のヒット作となった『13歳からのアート思考』。先行きが不透明な時代だからこそ知っておきたい「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、「自分なりの答え」を生み出す思考法とは? 同書より一部を抜粋してお届けする。
「これ、何の絵を描いたの?」つい子どもに聞いてしまう親の“盲点”
第29回
じつは誰にも見えていない「絵画」の本当の姿
末永幸歩
とある美術教師による初著書にもかかわらず、各界のオピニオンリーダーらやメディアから絶賛され、発売3ヵ月で5万部超という異例のヒット作となった『13歳からのアート思考』。先行きが不透明な時代だからこそ知っておきたい「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、「自分なりの答え」を生み出す思考法とは? 同書より一部を抜粋してお届けする。
じつは誰にも見えていない「絵画」の本当の姿
第28回
取引額はなんと2億ドル!「一風変わった描き方」が生み出した革新的アート
末永幸歩
とある美術教師による初著書にもかかわらず、各界のオピニオンリーダーらやメディアから絶賛され、発売3ヵ月で5万部超という異例のヒット作となった『13歳からのアート思考』。先行きが不透明な時代だからこそ知っておきたい「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、「自分なりの答え」を生み出す思考法とは? 同書より一部を抜粋してお届けする。
取引額はなんと2億ドル!「一風変わった描き方」が生み出した革新的アート
第27回
歴代5位!“超高価なラクガキ”で、アート作品の「隠された前提」を考える
末永幸歩
とある美術教師による初著書にもかかわらず、各界のオピニオンリーダーらやメディアから絶賛され、発売3ヵ月で5万部超という異例のヒット作となった『13歳からのアート思考』。先行きが不透明な時代だからこそ知っておきたい「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、「自分なりの答え」を生み出す思考法とは? 同書より一部を抜粋してお届けする。
歴代5位!“超高価なラクガキ”で、アート作品の「隠された前提」を考える
第26回
利休が自らプロデュースした茶碗、「美しさ」が取り除かれているのはなぜ?
末永幸歩
とある美術教師による初著書にもかかわらず、各界のオピニオンリーダーらやメディアから絶賛され、発売3ヵ月で5万部超という異例のヒット作となった『13歳からのアート思考』。先行きが不透明な時代だからこそ知っておきたい「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、「自分なりの答え」を生み出す思考法とは? 同書より一部を抜粋してお届けする。
利休が自らプロデュースした茶碗、「美しさ」が取り除かれているのはなぜ?
第25回
なぜデュシャンは「中古の便器」をアート作品だと主張できたのか?
末永幸歩
とある美術教師による初著書にもかかわらず、各界のオピニオンリーダーらやメディアから絶賛され、発売3ヵ月で5万部超という異例のヒット作となった『13歳からのアート思考』。先行きが不透明な時代だからこそ知っておきたい「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、「自分なりの答え」を生み出す思考法とは? 同書より一部を抜粋してお届けする。
なぜデュシャンは「中古の便器」をアート作品だと主張できたのか?
第24回
「先生、この便器にもサインしてください!」そう頼まれた《泉》の作者デュシャンがとった驚きの行動
末永幸歩
とある美術教師による初著書にもかかわらず、各界のオピニオンリーダーらやメディアから絶賛され、発売3ヵ月で5万部超という異例のヒット作となった『13歳からのアート思考』。先行きが不透明な時代だからこそ知っておきたい「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、「自分なりの答え」を生み出す思考法とは? 同書より一部を抜粋してお届けする。
「先生、この便器にもサインしてください!」そう頼まれた《泉》の作者デュシャンがとった驚きの行動
第23回
「最も影響を与えた20世紀アート作品」第2位はピカソ《アビニヨンの娘たち》。では第1位は…?
末永幸歩
とある美術教師による初著書にもかかわらず、各界のオピニオンリーダーらやメディアから絶賛され、発売1ヵ月で3万部超という異例のヒット作となった『13歳からのアート思考』。先行きが不透明な時代だからこそ知っておきたい「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、「自分なりの答え」を生み出す思考法とは? 同書より一部を抜粋してお届けする。
「最も影響を与えた20世紀アート作品」第2位はピカソ《アビニヨンの娘たち》。では第1位は…?
第22回
あなたの「アート常識度」がわかってしまう5つの質問
末永幸歩
無名の美術教師による初著書にもかかわらず、各界のオピニオンリーダーらやメディアから絶賛され、発売1ヵ月で3万部超という異例のヒット作となっている『13歳からのアート思考』。先行きが不透明な時代だからこそ知っておきたい「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、「自分なりの答え」を生み出す思考法とは? 同書より一部を抜粋してお届けする。
あなたの「アート常識度」がわかってしまう5つの質問
第21回
なぜ利休は、秀吉が心待ちにした「庭の朝顔」をすべて摘み取ったのか
末永幸歩
無名の美術教師による初著書にもかかわらず、各界のオピニオンリーダーらやメディアから絶賛され、発売1ヵ月で3万部超という異例のヒット作となっている『13歳からのアート思考』。先行きが不透明な時代だからこそ知っておきたい「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、「自分なりの答え」を生み出す思考法とは? 同書より一部を抜粋してお届けする。
なぜ利休は、秀吉が心待ちにした「庭の朝顔」をすべて摘み取ったのか
第20回
「意味がわからないもの」に直面したとき、「自分の答え」をつくれる人は何をしているか?
末永幸歩
無名の美術教師による初著書だったにもかかわらず、各界のオピニオンリーダーらやメディアで絶賛され、発売1カ月で3万部超という異例のヒット作となっている『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』。先行きが不透明な時代だからこそ知っておきたい「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、「自分なりの答え」を生み出す思考法とは? 同書より一部を抜粋してお届けする。
「意味がわからないもの」に直面したとき、「自分の答え」をつくれる人は何をしているか?
第19回
許される? 許されない? 「作者の意図」を無視した“身勝手”なアート鑑賞
末永幸歩
無名の美術教師による初著書だったにもかかわらず、各界のオピニオンリーダーらやメディアで絶賛され、発売1カ月で3万部超という異例のヒットとなった『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』。先行きが不透明な時代だからこそ知っておきたい「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、「自分なりの答え」を生み出す思考法とは? 同書の一部より一部を抜粋してお届けする。
許される? 許されない? 「作者の意図」を無視した“身勝手”なアート鑑賞
第18回
どんなアート作品にも「2通りの鑑賞法」がある
末永幸歩
論理もデータもあてにならない時代、論理・戦略に基づくアプローチに限界を感じた人たちのあいだで、「知覚」「感性」「直感」などが見直されつつある。そんななか刊行され、各氏がこぞって大絶賛するのが、『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』という書籍だ。現役の美術教師でもある著者が、中高生向けの「美術」の授業をベースに、「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、「自分なりの答え」を生み出し、それによって「新たな問い」を生み出すという「アート思考」のプロセスをわかりやすく解説している。700人超の中高生たちを熱狂させ、大人たちもいま最優先で受けたい授業とは――?
どんなアート作品にも「2通りの鑑賞法」がある
第17回
20世紀アーティストに学ぶ「無性に惹かれるアウトプット」を生み出す方法
末永幸歩
論理もデータもあてにならない時代、論理・戦略に基づくアプローチに限界を感じた人たちのあいだで、「知覚」「感性」「直感」などが見直されつつある。そんななか刊行され、各氏がこぞって大絶賛するのが、『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』という書籍だ。現役の美術教師でもある著者が、中高生向けの「美術」の授業をベースに、「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、「自分なりの答え」を生み出し、それによって「新たな問い」を生み出すという「アート思考」のプロセスをわかりやすく解説している。700人超の中高生たちを熱狂させ、大人たちもいま最優先で受けたい授業とは――?
20世紀アーティストに学ぶ「無性に惹かれるアウトプット」を生み出す方法
第16回
感想は?と聞かれて「うわ、どうしよう…」“自分なりの答え”を見つける2つの問い
末永幸歩
話題の展覧会ということで企画展に足を運んだものの、いざ作品を前にしたら、なにが描いてあるのかもよくわからず、どこをどう見ればいいのかわからない……。なんとなく周囲の人に合わせて、作品の前で立ち止まってはみるけれど、自分が正しく鑑賞できているのかどうか、さっぱり手応えがない……。今回扱うのは、この「アート作品の『見方』とは?」という問いです。「そもそもアートに『見方』なんてあるのか? あるのだとしたら、それはどんなものか?」こんなことについて、一緒に探究の冒険を繰り広げましょう。
感想は?と聞かれて「うわ、どうしよう…」“自分なりの答え”を見つける2つの問い
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