2022.6.1 銀行の国際規制「バーゼル3」を解説、流動性カバレッジ比率・TLAC・信用リスク確定版… 連載の最終回は、自己資本比率規制以外に、国際統一基準行にのみ課される規制と、G-SIB等にのみ課されるTLAC規制について解説する。また、本連載の第3回から第5回では、2021年9月公表の規則案に基づいて信用リスクの見直しについて解説したが、22年…
2022.5.25 銀行の自己資本比率規制「バーゼル3」、オペレーショナルリスクを解説 連載の第7回は、2022年4月に公表された規則(確定版)に基づき、オペレーショナルリスクの見直しについて解説する。オペレーショナルリスクは、役職員の事務的なミスやシステム障害などによる損失リスクを指し、オペレーショナルリスク相当額を12.5…
2022.5.18 銀行の自己資本比率規制「バーゼル3」、マーケットリスクを詳細解説 連載の第6回は、2022年4月に公表された規則(確定版)に基づき、マーケットリスクの見直しについて解説する。「不算入特例」やリスク相当額の算出方法の見直しのほか、バンキング勘定の商品しか保有していない場合は負担が軽減されることなどを説明…
2022.5.11 銀行の自己資本比率規制「バーゼル3」、内部格付け手法の見直しを解説 連載の第5回は、2021年9月に公表された規則案に基づき、内部格付け手法の見直しのほか、派生商品取引の与信相当額、CVA(信用評価調整)リスクの見直しについて解説する。
2022.4.27 銀行の自己資本比率規制「バーゼル3」、有価証券の信用リスク見直しを解説 連載の第4回は、2021年9月公表の規制案をもとに、信用リスクの標準的手法における有価証券関連の見直しについて解説する。バーゼル3では、株式、劣後債、TLAC債のリスクウェイト(RW)がいずれも引き上げられている。まず、株式のRWは、現行制度で…
2022.4.20 銀行の自己資本比率規制「バーゼル3」、貸出債権の見直し案を解説 連載の第3回は、2021年9月に金融庁から公表された規則案(図表)に基づいて、信用リスクの標準的手法における貸出関連の見直しについて解説する。貸出のリスクウェイト(RW)は、一部が引き下げられたり、決定方法が精緻化されたりしたほか、国内基…
2022.4.13 銀行の自己資本比率規制はどう変わった?「バーゼル3」の複雑ルールを図解 連載2回目となる今回は、バーゼル規制の中心を占める自己資本比率規制の全体像について解説する。バーゼル規制とは、銀行の健全性を確保するための規制である。バーゼル規制で最も重要なのが自己資本比率規制だ。
2022.4.6 来期適用の「バーゼル3」、今さら聞けない基礎知識 2度の延期を経て、2024年3月期から適用される運びとなったバーゼル3の最終化(内部モデルを用いない国内基準行は25年3月期から)。本連載では、銀行関係者が理解しておくべきバーゼル3について、全8回で解説する。第1回は、バーゼル3の最終化に至る…