(2)ゆで卵
 良質なタンパク源の卵は、神経伝達物質の合成に欠かせない成分「レシチン」が豊富に含まれています。調理が簡単なのでまとめてゆでておき、冷蔵庫に常備しておくと、とても便利です。こちらもコンビニでも買うことができます。ご飯にもパンにもどちらにも合うのも嬉しいポイントです。

(3)納豆
 納豆は卵と同様に、脳の働きに関わる「レシチン」が豊富に含まれています。ここでもひと手間加え、納豆に卵を混ぜて食べると、より多くのレシチンが補給できます。ネギやオクラ、鰹節、ちりめんじゃこやゴマなどを混ぜるとビタミン、ミネラルも補給できます。

(4)コーヒー
 コーヒーに含まれるカフェインには、覚醒作用があり集中力を高めるのに役立ちます。またカフェインは交感神経を刺激するので、寝起きの休息状態の副交感神経から活動状態の交感神経へのスムーズな切り替えにも役立ちます。

眠くならない昼食編

 ランチは、かつ丼やラーメンなどをお腹いっぱいに食べて、食後は眠気が襲い仕事どころではない…という経験をされている方も少なくはありません。脳にとっては不可欠な炭水化物(ブドウ糖)ですが、摂取することで血糖値が急上昇すると、脳の血管にダメージを与えてしまいます。そうならないためには、食後に血糖値を安定した状態に保つエネルギー源を摂ることが大切です。ここでポイントになるのが「低GI食品」です。GIとは食品を食べた後にどれだけ血糖値が上がるのかを数値化したもので、ブドウ糖を基準値100としています。

 主食は、白いものよりも精製されていない玄米やライ麦パン、全粒粉パン、蕎麦などを選び、食物繊維を多く含む野菜やきのこ、海藻類をたっぷり摂ることがポイントです。

<低GI食品 例>
玄米、ライ麦パン、野菜、海藻、きのこ
肉、魚、卵、大豆 など
参照:aim.j.clin.nutr.83:1161(2006)