女性「あなたは時間にルーズだね」
〇男性「時間にルーズって?」
→1.相手にとっての事実を確認する。
女性「私、寂しかったんだよ」
〇男性「寂しかったんだ……」
→2.相手の感情を理解する。
女性「わかってくれないよね」
〇男性「時間が遅れて、寂しかったんだよね。悪かった」
→3.相手にとっての事実と感情の言葉をつなげて要約してみせる。
これで相手は自分のことをわかってくれたと満足します。他人の感情を読めない人こそ、この方法が使えます。
とにかく、相手の女性が怒っているときに、男性は物事を解決したい気持ちが働くので、「原因」を伝えようとします。しかし、女性の感情が高ぶっているときには、逆効果で火に油を注ぐ事態に。言い訳は相手の機嫌が直ってからいくらでもできます。言い訳せずにひたすら謝り続けてください。
女性は、自分が大切に扱われている実感があれば、満足感を得られます。1回の謝罪ではダメでも、3回、5回と謝られるとスッキリとします。相手が怒っているときには心の扉が閉ざされています。聞いてくれる態勢が整うまでは、言い訳は厳禁です。
クレームメールは拡散・回し読みで回収不能に。
マイナスのことを伝えるときは気をつけよう
ふとした時間に、相手からもらった嬉しいメールをひとりでにやけながら見直すことはありませんか?相手とのやりとりの回数が多いほど好意が増します。これこそがまさにメールの持つ優位性です。嬉しいメールを見直すことで、好意が自然とアップします。
嬉しいメールはひとりで閲覧されますが、クレームやマイナスを含んだメールは拡散される危険度が高いということを覚えていてください。
たとえば、ケンカしてしまったときのメールが女性側の女友だちに回されると、余計なアドバイスが入ってきます。すると、仲直りがとたんに難しくなるのです。
「こんなヒドいこと言われた~見て~」と、スクリーンショットで回し読みするのは、ショックを和らげるために、共感を求める女性の習性です。
というわけで、クレームを伝えるときにはメールを使うのは非常に危険です。相手とのすれ違いが修復したとしても、拡散されたメールはもう消せません。ですからクレームを伝えたいときは、電話か直接会って話をしましょう。
ワンポイント・レッスン
事実を確認し感情を理解する。
自分の言葉で要約し、ひたすら謝ろう。