つまり、余計なことは話さない。話はできるだけ短くする──。

 なぜならば、話は短いほうが、聞き手にはよくわかるからです。一つひとつの言葉の意味を咀嚼しやすくなるからです。

「不必要な情報」を
どう見分けてカットするか

『図解 頭のいい説明「すぐできる」コツ』鶴野充茂 著 三笠書房刊 1,100円+税

 話が長い人はなぜ、「説明がへた」なのか──。

 明快です。

 話が長くなると、「必要な情報」と「不必要な情報」がゴチャゴチャになるからです。だから、何を言いたいのか相手に伝わらないのです。

 ここにこそ「頭のいい説明」の鉄則があります。

 説明というのは、「不必要な情報」をカットするだけで格段にスッキリし、「頭のいい説明」になるのです。

 では、「不必要な情報」とは何でしょうか?

 それは、聞き手にとって「重要度の低い情報」のことです。

 聞き手にとって聞きやすい「話の流れ」を考えた際、後回しにされる情報を言います。

 これを「背景情報」と言います。

 背景情報は後回し、できればカットする。

 それだけで話はわかりやすくなります。

 ムダに話が長い人が、あなたの身近にもいないでしょうか?

 そのような報告・説明は、聞いていて、とても疲れます。「必要な情報」と「不必要な情報」がゴチャゴチャになっているので、何とも言えない「間のび」感があるのです。

 そこで、重要度の「高い情報」と「低い情報」を整理すると、ガラリと変わります。