■3.28
  地元、栃木県内の避難所のリサーチをする。福島から栃木は200キロ圏内、いつでも戻れる。鬼怒川温泉もある。俺が幼少期を過ごした思い出の地だ。ホテルの皆さんに避難所として提供をよびかけ、無料の避難所一覧をフェイスブックにアップした。自主避難を希望される方々に知らせたい!

■3.31
  4日間たらずで水、食料、毛布、衣類、マスク、日用品、おむつ、生理用品など30トン近くも集まった。皆様の思いも積んで、深夜に出発! これからは優先順位が過疎地や避難所に行けない在宅避難の方々への支援になる。いわき市の食料品店には少しずつ物資が入りだしたとのこと、救援要請のあった女川、牡鹿半島、南相馬市を回る予定。

■4.1
  今回は1週間ぐらい被災地を回れるようにと8台の車両で分かれて動いてる。まず、食料(缶詰、野菜など)、水、日用品計4トンほどの物資を南相馬市の救援物資受け入れセンターにお届けした。

 北上し、牡鹿半島クルミ山に支援に向かうが、道路が断絶しているので女川原発の中を特別に通過させてもらう。漁師の町、クルミ山に皆様から預かった1000食分の食料、水、日用品をお届け。おっちゃんたちがめちゃくちゃ喜んでくれた。

 牡鹿半島を後にし、門脇の青葉神社にて避難所に入れてない方への炊き出し……ラーメン店穂華の調理長ケンちゃんが前回に引き続き、3000食近いラーメンをつくってくれた。

 今日、被災地に来てわかったことは、避難所以外の集落や民家にはまだまだ物資が届いていないってこと。震災から20日過ぎて、初めて温かいラーメンを食べたって。今晩は青葉神社に泊めていただく。