外資系企業のサラリーマンは
お金の考え方が普通と逆だった

 たとえば日系企業サラリーマンの多くは「借金」を嫌います。一方で外資系サラリーマンは、「借金にもいい借金がある」と理解し、前向きに活用します。
 また日系企業サラリーマンの多くは、「リスク」を嫌い、極力避けようとします。一方で外資系サラリーマンは、「リスク」の本質を理解して、適切にコントロールすることで、「リスク」を「チャンス」に変えようとします。

 このような考え方や行動、ひと言で言えば「習慣」の違いが、数年後、10数年後の結果に大きな違いとなって現れるという例を、私はたくさん見てきました。

 二極化が進むこれからの時代において、お金の使い方や活かし方についての正しい習慣を理解しなければ、ますます上位の人たちに取り残されていきます。
 本書では、私たち日本人があまり知らない、しかし外資系企業のエリートサラリーマンならば当たり前に知っている、そんな「習慣」を8つに分類してご紹介していきます。

 たとえば、自分は働かなくても定期的にお金が入ってくる「ストック収入」の作り方や、これから発展する国やビジネスに投資する時の考え方など、さまざまな角度から、お金をふやすための必要な習慣を解説します。

 これらの習慣さえ身に付ければ、誰でも多額の資産を築くことができ、経済的自由を手に入れることができます。
 特別何か優れたスキルを持っている必要はありません。私もかつてはごく普通の、時間的にも経済的にも余裕のないサラリーマンでした。そんな私でも、本書で紹介するような習慣を実践してきたことで、5年間で4億円を超える資産を構築することができました。
 是非、本書を読んで人生を変える第一歩を踏み出してください。

生形大(うぶかた・だい)
1977年8月生まれ 富山県富山市出身。横浜国立大学工学部建築学科卒 横浜国立大学大学院修了。外資系証券(バークレイズ証券・JPモルガン証券)出身の投資家。現在、国内12棟189戸、海外3戸、都内の戸建て・区分マンション4戸の不動産を所有。不動産以外にも株・FX・先物・オプション取引・オフショアファンドなどあらゆる金融商品に精通。現在は資産運用の専門家として独立し、成功者続出の投資家を養成するスクールの運営、不動産投資セミナーの人気講師として、経済的、時間的な自由を志すサラリーマンに指導を行っている。主な出演メディアにサタデープラス(TBS系列)。主な著書に『年収1億円を生み出す[ハイブリッド]不動産投資』(ぱる出版)がある。