ダイヤモンド社書籍編集局は、各編集長が統轄する第一編集部、第二編集部、第三編集部、コンテンツ編集グループ、そして編集業務がスムーズに進行するようサポートしてくれる書籍管理部で構成されています。

 第一から第三の各編集部には編集長1名と副編集長が2名、部員を合わせると全部で7~8名が在籍しています。コンテンツ編集グループのみ編集長と副編集長が1名ずつ、部員を合わせて全5名です。

異動後最初の仕事が、<br />まさか日記とは思いませんでした…。人の少ない書籍編集局

 各編集部は副編集長のもと3~4名のチームで活動し、日々企画の相談やタイトル・装丁などについて意見交換を行っています。コンテンツ編集グループは今年新設された新しい部署のため、私も詳細をしっかりと把握できておらずここでは割愛を(笑)。

「書きながら何か思い出すかと期待したけど、やっぱり書くことが思い浮かばなかった」というワケではありませんが、もう少し編集部の紹介を行いつつ、いまの私が取り組んでいることをお伝えいたします。

どうやって著者を探すのか
先輩からのアドバイス

 ダイヤモンド社の書籍編集者は他社で実績を残してから入社してきた人が多く、現在の在籍者で、編集未経験のまま書籍編集局に配属されたのは私の3年先輩にあたるH、それ以前になると現第一編集部編集長Nの時代まで30年近く遡らなければならないそうです。

 編集経験も人脈もない自分がどうやって著者を見つけてくれば良いのか。配属前には色々と頭を悩ませていましたが「とにかく取材現場や会食に同行させて欲しい」と先輩編集者にお願いしたところ、この2週間に限ってみても、貴重な場面に同席させてもらえるチャンスが増えてきました。

 また、先輩編集者がデビューした際の経験をヒアリングしたところ、私の上司でもある副編集長Tは「雑誌の記事から面白そうな人を見つけたときは、すぐに連絡をした」と語り、また第三編集部の副編集長Wからは「興味のある研究を行っている大学教授に片っ端からメールをして会ってもらった」と教えられました。