「機械の下のペダルを踏めばソフトクリームが出てくるから操作は簡単」と説明を受けたが、思い切って踏めない。怖い――なるほど、パートやアルバイトも最初はみんな、こうなんだろう。だからソフトクリームづくりの知識を得て、日々実践を重ねる必要がある。ソフトクリームマイスター制度は、そのモチベーションアップためのものなのだ。

マイスターの認定書。マイスターのいる店は店内に掲示している Photo:MINISTOP

 実際にマイスターになるには、年に一度、ソフトクリームの需要が高まる3月に実施される試験を受け、合格しなければならないのだ。

 試験は、(1)筆記試験、(2)実技試験の2段階。これで「技術」(規定どおりのソフトクリームを作ることができる)、「知識」(機械の仕組みを知り、適切に調整できる)、「リーダーシップ」(従業員同士で注意・指導ができる)の技量を測り、合格点に達した者を「ソフトクリームマイスター」に認定するという。

 ソフトクリームづくりに、なぜリーダーシップが求められるのか首をかしげたが、店の雰囲気が売り上げを左右するコンビニならではの基準なのだろう。

毎年30問ほど出て
9割正解しないとアウト

マイスターのバッジ。2013年から「金色」になった。それまでは「銀」 Photo:MINISTOP

 受験者の声を聞くと、「実技は緊張しなければなんとかなるが、意外に筆記が難しい」という。だいたい毎年30問ほど出て正解率が9割以上ないとアウトだいうからかなり厳しい。

 試しに“過去問題”を3つだけ挙げてみよう。

■次の図式の(   )を埋めよ。
 ※答えは記事の最後にあります。

 Q1.ソフトミックス(原料)+(   )=ソフトクリーム

 A:水 B:生クリーム C:空気

 Q2.ミニストップでは、(   )のソフトクリームの売上の1パーセントを使い、花の環運動を応援している。

 A:平日 B:土曜日 C:日曜日