むち打ちや骨折
事故で起きたケガに注意

 車の衝突事故によるむち打ち、スポーツちゅうの骨折など、思いがけない事故にあうこともあります。起きてしまったトラブルの影響を最小限におさえるため、それに応じた部位の骨にゆがみが生じます。

 たとえば片足を骨折すると、健康な足に体重がかかるようなゆがみが起こります。むち打ちや頭蓋骨骨折などで、どこかの中枢が刺激されっぱなしになっていると、その影響がからだに及ばないようにするため、首の骨がゆがみはじめます。

 また、アクシデントが起きたときの状況をからだが記憶してしまい、そのときと似た状況になると、緊張感を高めるためにゆがみが起こることがあります。

 こちらは事故の程度にもよりますが、比較的矯正の効果が出やすいようです。

骨がゆがむストレスと
ゆがまないストレス

 はじめに、骨に影響をあたえるストレスとはどういうものなのかを理解しておきましょう。

 ストレスを広い意味でとらえると、暑い、寒いといった、からだが感じるストレスもふくみますが、ここで考えるのは心のストレスについてです。

 わたしたちは、感情というものをもっています。これを理性でおさえずに行動すると、本能的な行動をとることになります。

 ですが、人は本能むき出しの状態では、社会生活を送ることができません。日常生活のほとんどの時間において、本能を理性でおさえています。

 このとき発生するのが、心のストレスです。

 じつは、ストレスには質の異なるふたつのストレスがあります。ひとつは「骨がゆがまないストレス」、もうひとつは「骨がゆがむストレス」です。この違いは、どこにあるのでしょうか。