就業前の「ゴールデンタイム」を狙い、5000万円案件を獲得

  某食品メーカーの課長は、「1週間のうち3日は出張。残りの2日も終日会議」という超多忙な方。オンタイムに電話をかけたところで、つかまるわけがありません。

  そこで、「8時50分理論」を使って早朝に連絡をするように心がけたところ、毎回、面白いように連絡が取れるようになりました。
「毎回私をつかまえられるのは、後田さんくらいですよ」と課長は電話口で笑い、「5000万円」の広告キャンペーンを私に預けてくださったのです。

  ぜひあなたも、このタイミングの魔法を試してください。

心の絆を結んでくれる「お父さん、お母さん、ありがとう理論」

  新規のお客様で自分のために時間をつくってくれた。わざわざ自分のために調整してくれた。深夜まで企画書づくりを手伝ってくれたなど、仕事では「お礼」を伝えたほうがいい場面がいくつもあります。

  そんなときに使えるのが「お父さん、お母さん、ありがとう理論」。

「お父さん、お母さん、ありがとう理論」

  わざわざ時間を取ってくれた人には、お礼の「ハガキ」や「手紙」を書いて渡します(→「お父さん、お母さん、ありがとう理論」)。

  このひと手間が、人間関係を劇的に向上させます。

飛び込み営業のあとは、必ずお礼状を

  私は「飛込み営業」で、新規飛込み営業成功率72.6%という実績を出してきましたが、その秘密はお礼状にあります。
  アポなしの不躾な私に時間を割いてくださった方には、一筆したためるようにしたのです。

「先日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。うれしく思います。末永くおつき合いできるように、がんばります」
  といった短い挨拶文を書いた「お礼のハガキ」を送ったのです。
  たったこれだけで人間関係が劇的に向上し、また話を聞いてくれるようになりました。