「雷の三碧」の要注意ポイント
「雷」のように鋭い言動が他人を傷つけてしまいがちなのが「雷の三碧」です。
言葉があまりにも正直すぎて、周囲との人間関係にヒビが入ることもあります。
言葉が巧みなので、気分次第でホラを吹きやすい気質もあるので、注意しましょう。
明るく活発ですが、時として軽率な行動となってケジメをわきまえない態度になってしまうと、会社内でも同僚や 上司の信頼をなくすことがあります。
自己過信や短気を起こさないようにしましょう。
また、うわべのいいことだけを発言し、まわりから平然と憎しみを買ってしまいがちなので要注意です。
行動力と決断力があるがゆえに、勇み足になって公言したことが失敗した場合、物事を針小棒大に表現するいい加減な人と誤解されることがあります。
本来は正直な気質ですから、事に際して慎重に考えて計画を実行することも大切です。
「雷の三碧人」との接し方
「雷の三碧」と接するときに大切なこと。それは、「雷の三碧」の言動を大きな心で認めてあげることです。
彼らは次から次へとヒラメキだけで物事を発言してしまう傾向にあります。
しかし、それを真っ向から否定してしまうとすぐに落ち込んでしまいます。
雷のように鋭くインパクトがある言動をしがちですが、心の奥底では、自分の言動に不安を抱えています。神経質であり、心配性なのです。
一方で、ほめられると次もがんばろうとする気構えが生まれるのも雷の三碧人の特徴です。
自分が認められると、同時にやる気も芽生えてきますので、「なるほど!」「いいね!」「流石だね!」など、まずは言動を認めてあげるのが上手なつき合い方といえましょう。
感情的になると言葉が乱暴になりがちですが、悪気がまったくないというのも、よくも悪くも雷の三碧人の特徴です。
人情家な面もあり、未来志向でよりよい関係性を相手と築こうとするため、相手を思うがあまりにストレートな本音で接しようとします。
そういった特性をわかってあげるだけで両者の間で明るい未来が創造できます。
本書には、「ええ? あの人が『雷の三碧』だったのか!?」という意外な人がたくさん掲載されています。これを知っているだけでも、ビジネスでもプライベートでも盛り上がるでしょう。ぜひ活用してみてください。
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6か国20都市以上にあり、塾生は700名超。