想いをカタチに
人・モノ・金を引きつけろ!

 あなたが【陽1年】で新しい物事(事業)を始めていたとしたら、
「なぜ、それを始めたのか?」
「何を実現したかったのか?」

 を考えてみてください。

 今もその想いを保ち続けていますか?
 この【陽4年】の「五黄の部屋」では、その想いを今一度思い出し、形にしていくことが大切になります。

 ここまでくるのに、【陽1年】のときとは、まわりの状況が大きく変わっているはずです。

 その環境の変化から、自らの初心としての想いを忘れがちになり、自分がお金以外の何を目的として物事(事業)をやっているのかわからなくなってしまう人も多いのが、この「五黄の部屋」での特徴なのです。

 そうなってしまうと、とても残念なことが起こります。
 自分がもともと持っていた社会に対する想いが消えてしまうと、どういうことになるか?

「五黄の部屋」にいる人は、「ガイアの五黄」の波動を受ける年になりますから、「ガイアの五黄」の特性である、すべてのものを引きつける引力のような力があります。

 すべてを引きつける力というのは、『自分の社会に対する想いがどれぐらい強いか』によって、強弱が決まるからです。

 想いが弱ければ、引きつける力も弱々しいものになります。
 逆に思いが強ければ、引きつける力は強大なものとなり、人もモノも金も情報も、どんどん集まってくるのです。

「五黄の部屋」にいるあなたは、今、言葉も行動もエネルギーが強い傾向にあります。だからこそ、自分の想いが人に伝わりやすいのです。

 せっかく9年に一度の絶頂期である【陽4年】の「五黄の部屋」にいるのですから、この引きつける力を味方につけない手はありません。

 自分の想いを再確認し、熱い気持ちでどんどん発信していく1年にしましょう。
 そして、志を大きく持つことも大切です。

「創造と破壊」が鍵!
物事に不便さを感じたら
ゼロベースで考えよう

「五黄の部屋」に入っている人に与えられたテーマで大切なのが、『創造と破壊』です。

 よくないものは壊し、よいものを作り上げるということ。
 あなたがここまで手塩にかけて育て上げたものが、もし時代にそぐわなかったり、何か不便に感じたりすることがあったら、思い切ってそれを壊してしまうことも【陽4年】の「五黄の部屋」では、ひとつの大切なこととして考えてみてください。

 勘違いしてほしくないのが、すべてを壊せと言っているわけではないということです。
 事業ひとつとっても、経理方法や営業方法などたくさんの仕事があります。
 そのどれかに、いま、何か不便を感じているのならば、手直しというレベルではなく、一度ゼロベースで新しいやり方を考えてみるということです(現事業そのものを壊し、新事業をやる考えはオーバーヒートにつながるのでやめましょう)。

「五黄の部屋」では、今までやってきたことの総仕上げをすることが理想ですから、無駄や不便といった部分があるならば、この1年の間に見直し、新しく作り変えてしまいましょう。
 そうすれば、「ガイアの五黄」の強力な運気があなたを後押ししてくれるでしょう。

中野 博(Hiroshi Nakano)
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6ヵ国20都市以上にあり、塾生は700名超。