「願解き」で婚約破棄に始末をつけたら…

理香さん(仮名)は、バツイチの30代女性。

離婚後、ある男性と出会い、大恋愛の末に結婚の約束をしましたが、破談に。

意気消沈していた彼女が断捨離で気づいたのは、「結婚」の2文字に対するこだわり。

そこで、心の傷が癒えて来た頃、以前に「彼と幸せな結婚ができますように」と願をかけた神社へ行き「願解き」をしました。

「願解き」とは、ことが終わったら、結果がどうあれ、お礼と報告に行くこと。

誰しも、神社やお寺で願い事をするものですが、「具体的な願い事の場合は、結果の良し悪しに関わらず、きちんと始末をつけることが肝心だ」と理香さんは知っていたのです。

「願解き」をした日、理香さんの表情はすっきりしていて「いい顔をしているね」と友人にも言われたそうです。

モノでなくても、「片をつける(片づける)」ことで、新しい何かが入ってくるというもの。

理香さんは後日、自分と似た家庭環境で育った男性と出会い、2ヵ月で婚約。何かとウマが合うその彼と結婚することになったのです。