「サービス精神のアンテナ」を持っている人は、どんな人とでも物怖じせずにコミュニケーションをとることができます。形式ばった場ではおとなしくなってしまうこともありますが、自由にふるまえる場で雑談の相手をさせたら、そのリアクションのよさといい話の面白さといい、右に出る者はいないでしょう。

 どうも目上の人と話すと身構えてしまう、あるいは、世代が違いすぎてしらけてしまう、という冷ややかなタイプの人も、ぜひ「サービス精神のアンテナ」の感度が高い人がやっていることから学んでみてください。

“かわいげ”を武器に
話しかけてみる

一流の気くばり力 安田正
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 目上の人と接するとき、つい身構えてしまう人は、「思っていることを正直に言ってしまうと、場がしらけるのではないか」「もしかしたら嫌われたり面倒がられたりしてしまうのではないか」という心配を、無意識にしています。

 ここは練習。「こんなことを言ったら相手にどう思われるか」という不安は一度置いて、思ったことをフランクに口に出してみましょう。

 ジェネレーションギャップがあることなど気にせず、まずはあなたから年長者に話しかけてみてください。

 キーワードは「かわいげ」です。

 話しかけることは何でもけっこう。まずは、仕事に直接関係のないことのほうが試しやすいでしょう。

 たとえばグルメで知られている上司になら、

「○○課長はいつもどんなところでランチを食べていらっしゃるんですか?

 いやぁ~僕なんか最近はコンビニ飯ばっかりで。ぜひ、教えてください!……あ、でも1000円以内のところ限定でお願いします(笑)」