「先日、足を広げて座っているビジネスマンが同じ7人掛けの長椅子に2人いるのを見かけました。6人しか座れていなかったし、座れている人も窮屈そうでした」(30代男性)

「年配の女性が荷物を座席に置いていて、1人分座れない状況に。網棚に荷物をあげるのが大変なのはわかるんですけど、『荷物を上にあげましょうか』と声をかける勇気もなく、その日は営業回りで疲れていたのですが、座るのを諦めました」(30代男性)

 座り方の問題では、「足を組んで座る人」に対するイライラもあるようだ。

「空いている車内で足を組んでいるのは別にいいのですが、混んでいる時にやられると邪魔で仕方ない。しかも、足に当たった時に舌打ちされたことがある」(20代女性)

 筆者が気になるのは、友人などと一緒に電車に乗った際、座席に座っている人の両脇が空いていた場合は、1席横にずれてもらえれば友人と並んで座れるのだが、かたくなに座席を移動しようとしない人がいる、ということである。少なくても、自分が同じような場面に遭遇した場合は1席横にずれて「どうぞ」と声をかけるし、ずれて並びの2席を空けてもらった場合は「ありがとうございます」と丁寧にお礼を言うことを心がけている。

 むしろ、1席ずれないことによって、サンドイッチのように挟まれてしまう事態に陥ることになる。友人同士の乗客に挟まれながら座席に座って、果たしてリラックスできるのだろうか。筆者なら、きっと気まずい思いをしてしまうだろう。頑なに座席を移動しない人は、そこらへんのことをどのように考えているか。本当にモヤモヤして仕方ない。

電車内でカップラーメンやお酒を楽しむ人々

 さらに、電車内の「座席マナー」については、「座り方」だけではなく、「何をして座っているか」も問われる。たとえば、都心の電車や新幹線などでよく見られる、パソコンを操作しているビジネスパーソン。移動中の時間を使って仕事をこなしたり、メールを返したりすることは筆者にもあるので、気持ちは十分すぎるほどわかるが、横でキーボードをカタカタされることに対して、イライラする人も世の中にはいるのだ。