ビジネスメールの宛名の「敬称」、あなたの常識は大丈夫?写真はイメージです Photo:PIXTA

知らず知らずのうちに犯しているマナー違反

 ビジネスの世界には、マナーが存在する。マナーに反すれば、相手の怒りを買ったり、貴重なビジネスチャンスを逃したりすることもある。しかし、ビジネスにおけるマナーや常識は、しっかりとルールが定まっていないものも多く、人々の頭を悩ますことが度々ある。その中でも判断が難しいのが、ビジネスメールを送る際の宛名の敬称問題だ。

「○○様」「○○さま」「○○殿」「○○部長(役職名)」「○○部長様」「○○部長殿」「○○部部長 ××様」「○○先生」「○○各位」など、ビジネスメールの敬称にはさまざまなパターンが存在し、どのように使い分ければいいか、判断に窮することも多いと思う。

 インターネットで検索すると、ビジネスメールの敬称ルールを指南する記事やサイトが多数出てくる。それらを閲覧すると、それなりに妥当性がありそうな情報が得られる。ところが、そのルールを共通の常識として日本のビジネスパーソンが守っているとは言い難い現状がある。日本語には敬称を表す言葉が、とにかく多いことも影響しているのだろう。