世界最古の『易経』をベースに
生まれたナインコード
さて、いかがでしたでしょうか?
ここまで、過去の連載記事と比較しながら、ナインコードによる未来予測の信ぴょう性を検証してきましたが、面白いぐらいにはまっているものがあることが見て取れると思います。
繰り返しますが、これはあてずっぽうに言っているのではなく、あくまで「莫大な統計データ」を読み解き、それに基づいて予測しているにすぎません。
ナインコードは、世界最古の『易経』から派生していることは説明しました。
もちろん、昔は、ナインコードという言葉はありませんでしたが、過去の偉人たちはナインコードの原典である「易経」を科学的に解明し、未来予測をしてきたのです。
だからこそ、勝てる武将は連戦連勝をしていましたし、成功する経営者はいつまでも成功し続けられたのです。ナインコードはこの『易経』を現代版に簡易化したもの。誰でも活用できるようにアレンジしたものです。
ぜひ皆さんも、ナインコードを極めつつ、「未来予測」の法則を知って、ビジネスもプライベートも成功を掴みづづけてください。
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント
早稲田大学商学部卒業。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6ヵ国20都市以上にあり、塾生は700名超。