「自身で新たな事業を起こすことを考えていたため(三菱商事、営業部、男性)」
「人材の市場価値とご縁。企業のブランド力もあり、営業という職種においては、転職に困らないと考えたため。そして、営業に相当する職種は世の中の大半の企業に存在している。自分次第でキャリアプランも広く描けると考えたので(センサ事業部、男性、キーエンス)」
「当時から注目されていたハイブリッド技術や先端の開発に携わっていけると感じたから。また、いろんな技術の集合体である自動車の開発に携わることでスキルUPできるのではと感じたため(トヨタ自動車、技術開発、男性)」
「業界トップである事に加え、仮に先々転職がしたくなった場合、転職に非常に強い企業であるとの話を聞いていたため(野村総合研究所、AE、女性)」
「ネームバリューがあり、数年間の勤務でも評価されると思ったため。ベンチマークとされることが多く、その企業文化を体験したかったため(GEジャパン、ファイナンス、女性)」
会社への評価が低いにもかかわらず、
転職意向が無い「とどまり社員」が多い業界は?
ここまで見てきたように「辞めたけど良い会社ランキング」には、「会社を高く評価し、転職意向がある」社員の割合が高い業界から多くの企業がランクインしました。
では逆に、「会社への評価が低いにもかかわらず、転職意向がない」、とどまる社員の割合が高い業界はどこなのか、クチコミ投稿者の転職意向有無から集計をしたところ、以下のような結果になりました。
「電力、ガス、エネルギー」といったインフラ業界がトップに立ち、「自動車、自動車部品、輸送機器」業界が2番目に入っています。会社に不満を持ちながらも、転職するわけではない…。会社に不満を持つ社員が滞留してしまうことで、こうした業界ではイノベーションが起きづらくなったり、他の社員のモチベーションを削いだりという事態に陥ってしまうのかもしれません。
(本記事はVorkers[ヴォーカーズ]からの提供データを元に制作しています)