確かに世界はつながりすぎたと思う
T盤さん、アプリ教えてくれたのに「ヒマなんですか?」なんて言ってごめんなさい。お詫びになるのかならないのかわかりませんが、『つながりすぎた世界』(4月19日配本)を紹介させていただきます。
最近もFacebookのIPOが大きな話題となりましたが、インターネットの発達、とくにSNSの誕生によって世界中がつながっていることは私も実感するところ。海外で働いている友人の日常すらリアルタイムで把握できてしまいます。
友人・知人のみならず、素性を知らない者同士までもがつながることは、革新的な行動やアイデアを生み出します。一方で、「アラブの春」のように政治を動かパワーすら持ち始めている現状は、ともすると使い方を誤った場合に大きなリスクとなることも。
当人が意図するかしないかに関わらず、たった一人が流してしまった誤った情報すらも一瞬にして氾濫し、狂気を生み出すことすらあります。「ネットリテラシーを持て。ないなら使うな」と結論づけることは簡単ですが、もはや手放せないほど浸透しているのも事実。
現代を生きる誰もが無関係ではいられない問題を考えるための1冊、是非手に取ってみてください。
よし、こんな感じで大丈夫だろう……。
最後に、最近ご無沙汰となっていたY田の話を。「腹が減った」という話をしていたら、「ちょっと賞味期限過ぎちゃった饅頭あるけど、食べる?」と後方支援が。
その日は忘れもしない5月8日。「ちょっと」という言葉に「まあ2~3日だろう」と思い口にしましたが、食べ終わって何気なく賞味期限を確認すると「4月20日」の文字が。
高温多湿の机の中に2週間以上も保管していたという事実を告げることなく、笑顔で生モノを手渡してくるワナ。O川編集長といい、T盤といい、この会社は本当に気が抜けません。
今週の気づきと来週以降のテーマ
・日本の「ぐんま」化は進行中
・つながることは良いことばかりではないさ
・書籍編集部は気を抜いたらやられる戦場。
(本連載は毎週水曜日更新です。アプリ、やるのは楽しいんですよね。やるのは…。)