米画像処理半導体(GPU)大手エヌビディアが15日発表した8-10月期(第3四半期)決算は47%の増益となった。ただ、ゲーム部門とデータセンター部門の売上高はアナリスト予想を下回った。純利益は12億3000万ドル、1株利益は1.97ドル。株式報酬費用などの特別項目を除いた1株利益は1.84ドルと、前年同期の1.33ドルから増えた。粗利益率は59.5%から60.4%に上昇した。売上高は21%増の31億8000万ドル。ファクトセットがまとめたアナリスト予想は、調整後1株利益が1.93ドル、売上高は32億4000万ドルだった。部門別の売上高は、ゲーム部門が13%増の17億6000万ドル、データセンター部門が58%増の7億9200万ドルとなったが、いずれもアナリスト予想には届かなかった。仮想通貨部門は23%減の1億4800万ドルだった。
エヌビディア、8-10月期は47%増益も予想下回る
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