親の会社で84万円の給料もらいながら転落した45歳男性
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家賃を天引きでも手取り84万円で
節約せずとも贅沢な暮らし

 働き方の1つとして、親が経営する会社に子どもが務めるパターンがあります。会社を継がせるためであったり、子どもたちの生活を見てあげたりといった目的で雇い入れていたり。目的はさまざまですが、親から収入を得て暮らす子どもたちは、普通のサラリーマンと比べて恵まれているケースが多く、裕福な暮らしをしている人が多いように感じます。

 ただ、そういう場合、子どもの家計状況は、親の会社の経営状況や家計状況に影響を受けやすいもの。時折、生活の見通しが立たない状況にまで追い詰められ、どのようにアドバイスすべきか迷うケースもあります。先日お会いしたCさんの家庭も、心配なケースでした。

 Cさん(45歳)は、父親の会社で役員として働いています。家族は、妻(42歳)と私立中学校3年生の長男、公立の小学校に通う6年生の次男と4年生の三男の5人家族です。

 手取り収入は毎月84万円ほど。しかも、会社近くに父親が建てた家をCさんが借り、その家賃と水道光熱費があらかじめ給与から天引きしたもの。これだけの収入があれば、あえて節約を意識しなくても十分に暮らせていました。