「飽きっぽい」タイプの対処法は?

 Aさんのように飽きっぽく、長続きしないことに悩んでいる方は多いはず。そのモチベーションを維持するには、何から着手したらよいのだろうか?3段階に分けて考えてみよう。

ステップ1:目標をより本気で真剣なことにフォーカスする
 何のために貯蓄したいのか、目標からしっかり整理しよう。旅行したい、バッグがほしいというようにあれもこれもと目標を欲張ると、かえって散漫になってしまい、本気度が薄れるので気をつけてほしい。

ステップ2:積立行動を毎日の習慣に盛り込んでしまう
 飽きてしまう性分を補うためには、毎日、毎週やることをセットにして考え、それを習慣づけにして、やりながら楽しみを見つける知恵と工夫が必要だ。

 そのオススメの1つに、finbee(フィンビー)という銀行口座と連携した自動貯金のアプリがある。自分で行動を設定(例えば毎朝の歯磨きで300円、弁当を作ったら500円、風呂上がりのストレッチで500円、寝る前の肌や頭皮のマッサージで500円)し、1日の振り返りでそれを確認できたら、貯蓄される仕組みになっている。これを1ヵ月続けると、月に4万円の貯蓄が習慣化できるというわけだ。

ステップ3:1ヵ月振り返って自分で楽しむ時間を
 1ヵ月間を振り返り、目標に到達しないからといって諦めてしまうことがあるだろう。その場合は、半年後の目標などに切り替え、25万円から30万円を目指して、マラソンのようにゲームを楽しむつもりでやってみよう。達成したら自信につながるはずだ。飽きっぽいタイプの人が目標を達成するには、楽しむ仕掛け・行動の習慣化がカギと言える。(Aさんの表)

 Aさんの手取り月収25万円で年間50万円を貯めることは可能だろうか。

「今年こそは貯金しよう」と意気込んで挫折する残念な人の特徴

 上記の家計支出と割合のを見てほしい。Aさんの場合、年間収入に対する貯蓄の割合は約17%だが、難しい金額ではない。それでも自信がないという人は、最低1割(本ケースなら30万円)から始めてみる。その後、余裕がある状況なら目標を上げてもいい。ただし目標を高くしすぎると挫折するので、貯蓄の目安は手取り年収の1割~2割の範囲で続けるといいだろう。