「ビッグマウス」タイプの対処法

 Cさんのようなタイプはプライドが高く、実際の行動については地に足がついていない傾向がよく見られる。そんな人が目標を考える時、現実とはかけ離れた目標を掲げるため周囲の共感や応援も得られにくく、途中でやる気をなくして、挫折してしまうケースも少なくない。それを防ぐには、目標設定を工夫してみてほしい。

ステップ1:世の中の目標よりも自分の個人的目標を考えよう
 大きすぎる目標は失敗するリスクが非常に高い。そのリスクを回避するには本当に目指したい個人的な目標をより短期の目標で考えてみよう。例えば、定年後、山登りを定期的にしたいとか、囲碁が好きで囲碁教室に通いながら暮らしたいといった具合である。

ステップ2:今の生活費とのバランスから現実的な積立予算を考える
 悩みは子どもの教育費用に年間120万円かかること。今の生活水準を考えるとCさんの手取り年収から貯蓄に回せる上限は年56万円程度と言える。すると毎月3万円、ボーナス(年間ベース)から20万円の積立が妥当だろう。これをいきなり手取り年収の2割強、年間130万円を目標にすると、家族から不満が出て実現は難しいだろう。

ステップ3:現実的な行動とセットにするため、今から余暇の過ごし方と連動させる
 将来の暮らし方とそれに備えた貯蓄が分断されると、貯蓄目的を見失いやすくなる。したがって、定年後に山登りを定期的に行うなら、トレーニングをしたりするなど、今から準備を始めるとよい。