マイホームを購入するなら
わが家の「内的要因」を重視せよ!

共働きの夫婦で、子どもを持つ予定がある場合、マイホームを買うのはいつがいい?
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「マイホーム購入のベストタイミングはいつですか」

 マスコミからも、コンサルティングの相談者からも、よく受ける質問だ。

 万人共通の「ベストタイミング」をずばり言うのは難しい、と答えると「金利が低いうちに買ったほうがいいですよね?」「これ以上、物件価格が上がらないうちに買ったほうがいいですよね?」と質問が続く。

 住宅ローン金利は、マイナス金利政策の状況下で史上最低水準のため、「金利が低いうちに購入したい」という気持ちは、十分にわかる。一方の「物件価格」については、さらに上昇するのか、それとも下落トレンドに入るのかは、数年経ってみないとわからない。

 最近は「消費税増税前がトクか、それとも住宅ローン減税狙いで増税後がトクか」といったマスコミ取材も増えてきた。

 金利や不動産価格のトレンドや、消費増税といったものは、購入者にとってみると「外的要因」にすぎない。数千万円もの買い物になるマイホーム購入は、家族構成や子どもの年齢、自己資金の貯まり具合といった「内的要因」を重視しなくてはいけない。内的要因が整ったところで、外的要因に配慮しながら、購入の時期を見極めるのが安心だ。

 ファイナンシャルプランナーになって23年経つが、私がFPになった頃は、頭金は少なくとも1割程度用意しないとローンを組めなかったし、今ほど共働き夫婦は多くなかった。そのため「結婚後、数年かけて頭金など自己資金を貯めて、子どもが小学校に入るタイミングで購入する」のが主流だった。