戦後最長の好景気で雇用が増えても「賃金」が上がらない理由
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 戦後最長の景気拡大が続いているにもかかわらず、景気回復の実感がない理由は、賃金が上昇しないことと、零細企業の利益が増えていないことだ。

 サービス産業で従業員が増加しているが、この分野の賃金は製造業より低いため、全体の賃金が上がらない。

 賃金上昇のためには、生産性の高いサービス産業が成長することが必要だ。

6年で営業利益は55%増えたのに
賃金の上昇は0.8%

 法人企業統計(金融機関を除く)を用いて、第2次安倍政権発足と軌を一にして始まった「戦後最長の景気拡大」のもとでの企業の売上高や利益、従業員の給与などの推移をみてみよう。