この細胞分裂は受精直後から始まるので、妊娠が分かってから取るのではなく、妊娠前からしっかりと亜鉛を取っておくことが大切です。子どもが欲しいと考える方なら男女問わず、意識してしっかり取ってほしい栄養素になります。

 亜鉛はカキに最も多く、むき身4つで1日に必要な量が取れます。他にもホタテ、タラコ、豚レバー、牛肉、卵黄、納豆などに豊富に含まれています。

●卵子や精子の質を向上「アンチエイジングフード」

 ナッツ類やかぼちゃ、アボカド、ブロッコリー、パプリカ、しそ、サンマ、カツオ、玄米などの抗酸化作用の高い食べ物が、卵子や精子の質を向上させます。赤、黄、緑、紫などいろいろな色の食品をそろえることで自然と抗酸化作用が高い食事となります。カラフルな食卓を目指したいですね。

●生殖機能の働きをアップ「ビタミンE」

 ビタミンEには血流を良くし、生殖機能の働きを強化する働きがあります。緑黄色野菜、ごまやナッツ類、魚介類に豊富に含まれています。缶詰のツナやサバからも取れるので、お肉ばかりにならないようストックしておくと安心ですよ。

●疲労回復や精力増強「ビタミンB群」

 豚肉、レバー、ウナギ、緑黄色野菜、玄米、豆類などに含まれるビタミンB群は、疲労回復や精力増強につながります。母体に不可欠な葉酸もビタミンB群の仲間。妊活中のおつまみは焼豚、ベーコンの野菜巻き、枝豆や納豆、のりなどがおすすめです。

 いかがでしたか?

 妊活には、女性の心がけだけでなく、パートナーの協力が不可欠です。将来子どもが欲しいと思っている方は、男女問わず、毎日の食事を見直してできることから始めていきましょう。

(管理栄養士 岡田明子)