世界の首脳らは米国の公式見解を読み取る新たなルートを見つけた。直接トップと話すことだ。現・元当局者や同盟諸国、外交政策専門家らによれば、抜け目のない各国首脳らは、対米外交において通常の外交手続きや政府内プロセスを迂回(うかい)し、ドナルド・トランプ大統領と直接対話する傾向を強めつつある。北朝鮮の金正恩委員長、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領も、大統領補佐官や各省庁当局者といった中間レベルの関与を排除してトランプ氏と対話してきた。多くのリーダーにとってそれは、しばしば予測不能であるトランプ大統領の政策決定に対する最も直接的なアプローチだ。
トランプ氏と直談判、各国首脳の新外交手法
通常の政府間プロセスを迂回する傾向
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